思い通りにはならない

人が怒ったり、悲しんだり、悔しかったり、恨んだりする感情は、
「自分の思い通りにならない！」
そんな気持ちが原因で生まれることが多いのです。

自分の勝手気ままな言い分で思い通りにならないなら、どこかで自分の間違いに気付きながら、悔しがったりするものですが、
タチが悪いのが（笑）善かれと思う人です。
「あの人のことを思って言ったのに伝わらない」
「あの人のために我慢したのに」
「心配してあげたのに」
これぜんぶ優しい人が思うことなのですが、
悲しんだり、がっかりしたり、辛くなるのは
「自分の思い通りにならない」という感情のせいです。

どんなに優しい人ても、勝手極まりない人でも、
「人は自分の思い通りにならない」ことを受け入れないといけません。

みんな生まれてきて、この人生でやろうとしてることが違います。
本当に違うんです！

このことをどうか受け入れてください。
優しい人！
みんなが自分と同じように優しくないからといって、どうか傷つかないでください。
落ち込まないでください。

思い通りにならないのは、みんな懸命にそれぞれの人生を生きてるからです。

人生の目的は違うけれど、それぞれ別のやり方で、協力し合えたらいいですよね。

時短でやるのが好みの人、じっくり考えてから行動するのが好みの人、時間の使い方や捉え方も人それぞれです。
みんなワケがあるのです。

人が自分と同じでないことを、自分が人と同じでないことを、許しましょうね。