人の脳の仕組みの本を読んでいます。
池谷裕二さんの「ココロの盲点」
「こんな場合はさぁどっち?」
とクイズ形式の質問があって、次のページで質問の回答とともに、いろんな脳のクセや仕組みが説明されています。
読みやすくて、とても楽しい内容です。
{問}急に雨が降ってきました。
あれ?いつも置いてたはずの傘がない。
さぁ、どちらの推測をする人が多いでしょうか?
⓵誰かが持って行ったかな
⓶どこかに置き忘れたかな
お察しの通り、答えは⓵です。
責任は自分ではなく、他人にあると考えたほうがストレスが少なくてすむから。
まだ最後まで読んでないのですが、もうずーっとこんな感じなのです(笑)
驚いたことに、私たちの脳はバイキンマンの思考のごとく、
「あいつのせいにしちゃえ!」
「わたしは悪くない!」
と常にささやいています。
どこまで脳は、わずか一瞬の自分を守ろうとしてるのだろうと呆れます。
すぐにバレるバイキンマンの変装みたい(笑)
それもこれも、この世界は全てが揺らぎの中にあって、
実のところ、明日のことさえ確かではないからです。
そんな中「少しでも確実なことを求めたい!」と脳は頑張って推測してるんですね。
「きっとこっちが得だ」
「なんとか自分を守ろう!」
愛しい脳よ(笑)安心して、大丈夫。
私たちには胸と胸の間に魂があるからね!
「大事なことは胸に手を当てて考えなさい」
脳と私はこのやり方を忘れずに生きようね。