私がなんとかしてあげなくちゃ。
私がいなくなったらダメになる。
私さえ黙っていればうまくいく。

これは思い込みです。
あなたがそうしていたくて、そのままで居られるように言い訳しているのです。

心が苦しい最中には、こんな風になかなか思えません。
思える訳ないのです。
必死でそのままで居たいからです。

特に愛する人に対して、自分がその人のチカラになってると思ってるとき。
その形を、それがどんなにいびつな形であっても、変えることができません。

変えることは、離れることなので、なんとかそのままにしていたいとしがみつきます。

後からわかるのです。
本当に後になって少しずつわかります。
自分に似た人が見せてくれるときもあります。
自分が同じことを繰り返して、やっとわかるときもあります。

愛はそのままです。
それに絡んだ執着が人を動けなくさせます。

絡みついた根のような執着を、ほぐすように少しずつ取り外していくと、艶やかな愛が残ります。

その根っこごとまるごと捨てる訳じゃないのです。

だから恐れず、少しずつ分けながら、切り離して行きましょう。

そうしていなくても大丈夫。
あなたでなくてもできます。
あなたの願いを天使に預けてください。

形を変えても、手元に残る愛は、ちゃんと愛です。