両手で掴む

物事には鉄棒のように、端と端があります。
互いに反することが端と端にあります。

「ここが１番いいバランスだ」と思い込んで、片方の手で鉄棒を掴み、疑問なくぶら下がっている場合があります。

マイルール、マイスタイル。
こうでないとダメになる。
男だから、女だから。
ずっと私はこうやってきた。

例えば「なんでも自分の意思で決めることができる」という決意の強い人は、もちろんそれだけでも強いのですが、実は「なんでも自分で決められる」という鉄棒の位置に、片手だけでぶら下がっているのです。

１番バランス良く鉄棒にぶら下がるのなら、もう片方の手で
「全て委ねることができる」この位置にも手を広げて鉄棒を掴むことです。

両手でしっかり鉄棒を掴んでいて、起きたことに合わせて自由に体重移動ができる人が１番強いのです。

どっちがいいなんてないのです。

この世界は、自分で選択できる素晴らしい世界です。
あなたが自分の選択で、その時その時に合わせて、体重移動をすればいいのです。

もしかすると、どちらの方が安全だとか、平和だとか、こっちの方が楽でしょう？なんて思って、人に注意したくなるかもしれませんが（特に身内に）それはただのあなたの好みです。

どちらでもいいのです。

けれど、まず最初の形、バランスが取れてる強いぶら下がり方は、どちらの場所にも手を広げ、どちらもしっかり掴んでいられることです。

お知らせです
今週の２８日（土曜日）
神戸なゆたさんのイベントに参加します。
ぜひお越しくださいね！

場所 神戸なゆた 
２階（窓際にいます！）
時間 １１時から１７時まで