あんまりお願いをすることがなく生きてきた、という人が結構たくさんいます。

私の場合は、
「自分でなんとかした方が、いいに決まってる!」
と、自分のことを自分で全てコントロールしたいと、支配欲を炸裂させて生きてきたのですが(笑)

その頃もっとお願いする大切さを知っていれば、そんなに躍起にならず、もっと楽しみながらなんとかできたはずでした。
早く知りたかったー(笑)

お願いすると、頼まれた人の負担になると考えてしまう人も多くいます。
相手に悪いとか、自分で頑張り切ってもいないのに頼むなんて悪いこと、と考えている人もいます。

例えば、あなたの真横の人が、疲れているのにがむしゃらに頑張っていたら、
「自分ひとりでやりたいのかな?」と手を貸すことが躊躇われたり、
その人の方から「手を貸して」と言ってほしくありませんか?

もしあなたに、子どもやお年寄りなど、介助してあげる人が近くにいるなら、頼って欲しいと、相談して欲しいと思いませんか?

同じことなんです。
もっと頑張れなんて思いません。迷惑だと思いません。
なぜなら互いに助け合っているからです。
一方通行の間柄なんてないからです。

「自分だけ」ダメだったり、頑張ったり、1人だったり、辛かったり、楽だったり、我慢するなんてこと、実はないのです。

お願いをすれば、それを合図にお互いがいろんな役割で、自分のテーマをこなします。

「お願い」はそのスイッチです。