何か起きた時に、自分にあだ名をつけたり、自分のことをフルネームで呼んだりすると、自分自身に起きていることから少し離れて見られるようになります。

落ち込んでいる私。
泣いている私。
どうしようもないと諦めている私。

その私を名前やあだ名で呼ぶと、そこにもう一人の意識が現れます。

いつもあなたの中にいてくれる、あなたのバディ(協力者、応援者、理解者)をパッと取り出せる方法です。

バディ選びを間違うと、私の悲しみをより深くするナーバスバディが現れます。

ナーバスバディは「こんなこともあったよー」と、ずっと昔に体験した嫌なことをわざわざ教えにきます。
「恥ずかしかった気持ちをもう一度味わったら?」
と言って、ドロドロジュースを差し出します(笑)

私はそんなバディと会いたいわけじゃないので、
「あなたは誰?」
と聞き返します。

「あなたの悲しみを1番理解しているナーバスバディですよ、一緒になにかの悪口を言おうよ」

そんなバディには、早々に帰ってもらいます。

ニュートラルバディはこう言います、
「なんで泣いてるか知ってるよ、あれは辛かったねぇ、落ち込むだけ落ち込もう。でも2時間くらいにしとこうね」

前向きバディはこう言います、
「今わかってラッキーだったね、喜んでよ!さ、早く先に行こう。落ち込む時間もったいない!時間大切に!」

さぁ、あなたも問いかけてください。
「今のわたしは誰?」