思い出したらふわっと気持ちが上がる言葉、言われたことありますよね。

私もあります(笑)大昔にね。
で、たまーにあんなこと言われたことあったなーと思い出したりして、気持ちがシーンとした時に、お気に入りの飴玉を舐めるみたいに懐かしい甘みを味わったりします。

で、実は数年前に言ってくれた本人に、あの時こんなことを言ってくれたことあったよねーと話す機会があったんですよ、そしたら
「えー、なんでそんなこと言ったのかなぁ」が、返事でした(笑)忘れてる上にクエスチョン?ですよ。
まぁ、そんなものです。

けれど、やっぱり言葉は消えないのです。今でも力をくれます。

ハンドベルの指導をしてくれている先生が、私たちにいつも言っていた言葉は『ともに』という言葉でした。
ベルのメンバーの結婚式のスピーチにはいつもそのメッセージをくださいました。

『相手を思いやって、疲れているだろうから、これを聞くと辛いだろうからと何も告げず、1人で抱えてはいけません。
ともに。苦労も辛さも全てともに。それが結婚するということです』

当時はそれくらいならできるよと思っていましたが、なかなかどうして割と難しいことですね。

言葉はとても大切です。
話しかけ、語り合うこと。
言葉はエネルギーを生みます。
だから言葉で落胆すると気持ちが大きく揺れるのだと思います。
けれど、言葉を投げ出してはいけません。
火や水や土や風のように、言葉はエネルギーの源です。