自由ってどんなこと?
って聞かれたら、私は
【チョイスできること】
と答えると思います。

ショーケースにいくつも並ぶ、美味しそうなケーキを選ぶとき、どうしよーと言いながらも、すごく自由ですよね。

どれでも選べるんですから。

残り1つだけなんですって言われたら、ないよりいいけど、がっかりします。

選べることというのは、恵みですね。

むかし友達とピーターラビットの作者の生涯を描いた映画を見ました。
その中で胸が詰まるような場面があったのですが、それは主人公と恋人の姉が小さな声でおしゃべりするシーンでした。
本当に小声で話していて、この時代は女性が大きな声で話すことは、はしたないこととされていて、普通に話せなかったんだと思うと切なくなりました。

上流階級のルールだったとは思うのですが、その精神はおそらく当時の世の中で、当たり前のことだったろうと思うのです。

今は楽しいことを小声で話しても、大笑いしても、どちらでも選べますね。

全て自分のチョイスが叶う場所、それはどの時代、どの国にあっても、自分の心の中です。

その場所の掟を作っているのはあなたです。
あなたはその掟さえチョイスして作りました。

いいえ、私はこの掟を選ぶしかなかったのです、あの人が私にこう選ぶようにさせたのです。

もちろん、そう思ってもいいのです。
それもあなたのチョイスですから。

なので私は願います。
どうか試しに、今あるあなたの掟を解き、別のチョイスをしてみてください。

自分にだけ、とても厳しい掟を強いている優しい人がいます。

あなたは人にしてあげているような優しいことを、自分にもしてあげてますか?

どうぞ自由になって、楽になって下さい。

あなたを自由にしてあげる、そのチョイスができるのはあなたしかいないのです。

ひとつって選べない時は、ケーキ2個頼んでいいんだよ(笑)たまにね。たまに。