打ち明ける

息子が小学２年のバレンタインデーの日、学校から帰るなり、誰からもチョコをもらえなかった悔しさから、
「ぼくが女子やったら、ぜったい男子にあげるのにー」
と、言いました（笑）
誰でもいいからチョコレートをもらいたかったんだなーと息子の言葉がおかしくて、いじらしかったです。

告白ということでなくても、自分の思っていることを人に伝えることが、とても難しいと思っている人がたくさんいます。

うまく話す自信がなかったり、間違って伝わったらどうしようと心配したり、その理由はいろいろです。

けれど、私が感じるのは
「こんなこと私が話すと、この人に悪いかな」
と、話す相手に気を使ってしまって話せない人がとても多いなってことです。

思いやりとも言える気持ちですね。
「この人は仕事で忙しいから、よけいな心配をかけたくないから話すまい」
「私の辛い気持ちを話すと、この人を嫌な気持ちにさせてしまうから言うまい」

もちろんそうした思いやりがとても大切なのはわかるのです。

これからも何度もこのことは書きたいと思うのですが、私はこう思っています。

自分に起きてることは、おそらくあなたの真横の人にも起きていることなのです。

誰もが繋がっているということはよく言われてて、そりゃそうだろと、嫌になるくらい聞くのですが、もっと実感覚として、真横の人とあなたには同じことが起きています。

全く同じという意味ではなく、お互いにそれぞれ違ったことが起きているのですが、必ずどこかに、それ！という共通項がみつかります。

自分に起きていることを、より詳しく知るために、真横の人がいます。
あなたも真横の人のためにいるのです。

【話すタイミングが訪れる時】
これがとっても大事で、無理やりその時間を作ろうとせず、その時が不意に訪れる時、『打ち明ける」をどうぞ勇気を持ってされてください。

この広い宇宙の中、あなたと目の前の人とが、こうして話せるように用意されたということは、おわかりだとは思いますが、偶然なわけがないのです。