こんなに一人一人の設定が違うとわかっていながら、人は大切な人に自分と同じ気持ちになってほしいと望みますね。

本当は違うから、そこに惹かれて大切に思ったのに、違うことが辛くなります。
不思議です。

このことは、どれだけいろんな経験を積んだ年齢になっても、追い求めてしまうものです。
いつの時も切なさや、悲しさや、心もとなさを感じる、人の心のやるせない部分です。

人は『わかってほしい』と切に願います。
同じように、『わかりたい』とも願います。

みんな同じでないことは、とても意味のあることなんでしょうね。

違うから、どうせわかり合えないと諦めるんじゃなく、そうであってもなお求めることで、そこには引き合い離れ合うエネルギーが作られて、魂が震えるのかなと思います。

全てにワケがあります。

人と違うことに苦しんでる人がたくさんいます。
私もそうでした。
今だって、ときに自分が人と違うことが辛いと思ったりします。
違ってて当たり前とわかっていてもです。

なので、何度も思っています。
みんな違ってていいんだよねって。
違ってる自分も、違ってる友人も、みな違ってていいんです。

今、そのことでとても辛い気持ちのあなた。
人と違ってることに意識を向けるんじゃなく、わかり合おうしてることが大切なんですよ。
どちらも同じ状況の話です。