何かを思うとき、考えるとき、人それぞれのやり方があったりします。

なんとなくおっきく分けると、2通り。

起きたことに対して、1番に感情的に感じる方法。
起きたことに対して、1番に理論的に捉える方法。

どちらも間違っていないし、どちらを先にしたとしてもオッケー。

私の場合は、理論的にものごとを捉えたいタイプ。
なので、感情についてはとりあえず、いったん捨てることができます。
だから、自分なりに理論的に納得できたあとは、相手の気持ちや自分の気持ちがどうだったのか、ちゃんと感情について思いを馳せないといけません。
感情を捨てたままではバランスが取れないのです。

反対も言えます。
その出来事にたくさんの感情を溢れさせて感じたあとは、どうしてそれが起きたのか、理論的に捉えないとバランスが取れません。
すごく悲しかった!だけでは前に進みにくいからです。

先に選ぶ方が自分の得意とする思考の傾向です。
あとからするほうは、もしかすると苦手な考え方なのかもしれません。

苦手なほうはしたくない、そんなのできないなって思うかもしれません。
確かに簡単じゃないですよね。

よく聞きますが、同じ出来事を、家族や友達が自分と同じように考えてくれないという嘆きです。

けれど、自分と考える手順が違うからといって、家族や友達が「わからない人」ということではないのです。

手順がみんな違うだけ。

「あれ?私と違うこと思ってるな」
と、相手のことを思ったとき、得意な方法が自分とは違うのかな、くらいで許し合いましょう(笑)
お互い様なのですよ、おそらく。
私もあなたも許してもらっています。

みんなそれぞれ出来ることと、苦手なことを備えて生まれてきましたもんね。

ちゃんと、一人一人違っていることに意味があるのです。