モザンビークの送別会は主賓が準備、おもてなし。 | まきろんのモザログ

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JICA海外協力隊(青年海外協力隊)での活動やモザンビーク生活を記録します。
2019年4月~2020年3月 JOCVとしてモザンビークで活動(コロナにより強制終了)
2021年10月~2023年10月 モザンビーク(任期満了)

今更ですが、2年間のボランティア任期を満了し日本に帰ってきました。

 

1ヶ月前に…真顔

 

帰国間際は準備等々でバタバタしており、帰国後も色々あってブログをサボっていました。

 

ということで、今回はモザンビークでの送別会事情をお話しようと思います。

 

モザンビークは主賓がおもてなし。予算内で収めてもらうシステム

モザンビークは送別会でも、誕生日会でもなんでも主催は主賓が全てを準備します。

 

パーティーと言われて想像する基本的なもの、例えば、食事や飲み物、ケーキカット、装飾などです。

 

日本だったら主賓の親しい人とかが計画してもてなされる側ですが、モザンはその逆泣き笑い

 

なので、私も準備をしました。

 

といっても、自分が全てを準備するのは帰国準備しながらの日々だったので難しく、結局、活動先の食堂の同僚にお金を渡して準備を依頼。

 

モザンスタイルは、大まかの予算を決めてその中でやりくりする感じ。

 

教頭先生からいくらくらいなら出せる?と聞かれ、そもそも相場がわからなかったからどれくらいお金をかけるものか?と逆質問。

 

でも、人それぞれで、出せる分だけ出して、その中でやりくりするから!!とのこと泣き笑い

 

相場と価値がわからないのは難しいところ悲しい

 

とりあえず、残りの日数分の生活費等々の分を差し引いてそこから少し減らして払いました。

 

約2万円くらい。

 

モザンで2万円ってかなりの金額あんぐり

 

その金額で、飲み物、ケーキ🍰、軽食を50人分くらいかな。

 

 

みんな喜んでくれてるけど、サクッと終わった送別会

というか、私自身、パーティーはあまり好きではないので、するつもりはなかったのです…

 

帰国する月に、今月帰国するよ〜って話をしていると、周りから送別会はどこでするの?日にちは??みたいなことを言われ、忙しいから〜と濁していたんですが、活動先長に言われてしまうとどうにも逃げれなくなり、意を決して開催しました。

 

モザン人はパーティー好きなので、仕方ないか、と思って実施。

 

でも、私の活動先は2箇所あったので両方で開催するほど現地通貨も残っていなかったので、なんだかんだ逃げて1箇所のみで実施しました。

 

出国間際にデモとかもあって準備が難しく、最終的に1箇所のみでよかった…と思う感じ。

 

で、その実施した送別会も、校長先生、教頭先生がその日は配属先外での仕事で就業時間ギリギリまで戻ってこないとのこと。

 

あ〜これは絶対開催が遅れるパターン泣き笑い

 

案の定、13時開始が14時開始に変更になり、実際に始まったのは14時30ふん。

 

そして、みんなの就業時間は15時。

 

開始間際もみんなソワソワ。帰りたいオーラも出してくるし泣き笑い泣き笑い

 

まぁ、自由の国モザンビークなんでね、寂しいな〜なんて思ったりもしましたが、開始後はみんな楽しそうに食べ飲み、おしゃべりしてました。

 

開始の挨拶を事務長がしてくれて、校長の一言、私の一言、ケーキカット、プレゼント紹介、みんなで食事タイム後、自由解散(笑)

 

実質、1時間もかからない送別会でした。

 

ありがたい&嬉しいプレゼントだけど…

送別会の際にもらったプレゼントはとても嬉しいものなのだったのですが、日本に持って帰るにはちょっと大変なものでした。

 

それは、モザンビークの形をしたモニュメント。高さ50cm、重さ2kg。

 

お土産にはいいものだし、自分では絶対買わないからすごく嬉しいのですが、これをもらって一番最初に思ったのは

 

どうやって持って帰ろうか…真顔

 

そして、ムクミというカプラナ3枚分の大きな布。

 

布も大量になると重さがかなり出るので、まず、自宅に持って帰るにのも一苦労しました泣き笑い

 

すでに、たくさんのカプラなをお土産として準備していて、すでに帰国のフライトの預け入れ荷物重量ギリギリだったので、これを入れると確実に重量オーバー。

 

重量ギリギリを攻めて準備をしていたので、預け入れ荷物の個数を増やし追加料金を払うことを余儀なくされました泣き笑い

 

いろんな人と関われば関わるほど、ありがたい事にお土産が増えます。

 

それと同時に、自分がここにきて彼らの人生で記憶に残る「外国人」になれたことに達成感も感じたり真顔

 

送別会の準備は大変だけど、自分の2年の活動がどれだけ多くの人と関われたかを知れるいい機会でした。