2年で得た心を穏やかにする2つのこと | まきろんのモザログ

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JICA海外協力隊(青年海外協力隊)での活動やモザンビーク生活を記録します。
2019年4月~2020年3月 JOCVとしてモザンビークで活動(コロナにより強制終了)
2021年10月~2023年10月 モザンビーク(任期満了)

任期が残すところ2か月を切ろうとしているので、この2年で自分が前と変わったな~とか学んで考え方を変えたことを残して行こうと思います。

 

嫌な思いもたくさんしてきましたが、紹介する2つのことを得てからはイライラの起伏はだいぶ減ってきました。

 

そんなイライラを抑えるために習得した2つのことをご紹介。

 

日々、小さなことにイライラしているときの解消手段です。

★好きな方を選ぶこと

好きな方を選ぶって意外と難しかったりしますよね真顔

 

特に日本では集団行動や周りへの気遣いが非常に求められて、自分の好きなものを口にすることができない人がいます。

 

周りに同調し、目立たないことを良しとする風潮がまだある。

 

モザンではそんなこと一切ありません。

 

自分が一番、欲しいものは誰よりも早く手に入れる!!という個人の主張がものすごく強い泣き笑い

 

もちろん思春期の子供は恥ずかしくて出てこない子もいますが。

 

基本的には、発表をする場では誰よりも目立つように体を乗り出し、大きな声で「私!!」と叫ぶ。

 

何かが無料配布されるときは列を作っていたのに配布が始まると列を作って待っていた人の間に割り込み、一瞬にして奪われていく。

 

まるで、食べ物にむらがる肉食動物しし座

 

そんな中で生活していると、モザン人の顔色をうかがいながら生活するのが馬鹿らしくなってきます。

 

トイレに並んでいても、通路を開けて少し離れて待っているのに、ドアの目の前に立ってないと勝手に割り込んでくる。

 

なので、自己主張は必須です。

 

とは言いつつ、自己主張はいまだに苦手。

 

なので、モザン人が群がり競争になる場ではいまだに、後ろの方で傍観していますが、少人数で、それぞれの意見を主張できる場では、周りに同調しなくなりましたニコニコ

 

美味しくないと思ったものは食べないし、帰りたいときに帰る。

 

日本人同士でもそうするようになりました。

 

そうすると、最初は一人だけ抜けて「ノリ悪~」って思われるかな…なんて、考えてましたが、みんなそんな気にしてない泣き笑い

 

それからは、自分の心と体が良いと思う方を選ぶようにしています。

 

★自分の人生は自分が主役、生きていく上では脇役

尊敬する方の受け売りですが、「人生、脇役で生きていく方がうまくいく」キメてる

 

自分の自伝を出す場合は、自分が主役ですが、生きていれば必ず誰かと関わります。

 

その関わる人にとっては、主役はその人であり、自分ではありません。

 

ですので、その人と関わるときはその人が主役で自分はわき役にまわった方が良いとおっしゃっていました。

 

それを先日、真理だな~と実感したのは先日のイベントのこと。

 

他の隊員が大きなイベントを開催し、そのイベントに参列した時にそう感じました。

 

そのイベントでは子ども達の絵や作品を展示し、ダンスや音楽の発表もあるイベント。

 

子ども達のエネルギッシュな姿と一生懸命な姿に感動あんぐり

 

イベントの最後には発表したグループを表彰し、嬉しそうな子供たちの姿は感動ものです。

 

その間、運営側として、忙しそうにしていた隊員もキラキラしてる。

 

隊員の立場から彼女を見ると彼女は主役だけど、イベント全体を見ると脇役。

 

見方を変えれば、主役にも脇役にもなり得るということ真顔

 

結果を求めようとして、大きなことを計画したりしますが、結果を見るよりも「誰(主役)のために、何をするのか(いかに脇役に徹することができるか)」が活動の秘訣だと気づきました。

 

脇役だと思えると、周りと自分を同じ土俵に立たせることは無いし、周りと比べることも無くなりました。

 

脇役でいれば、誰かのために頑張れるし、他と自分を比較することは無くなり、一石二鳥ですグッ

 

私の尊敬する方の「脇役に徹すること」は私の人生の教訓でもあります。(大袈裟?!)

 

 

この2つは日本に帰っても変えずに行きたいと思っています。