こんにちは!

ジャカルタ在住、

まだまだ働きたい駐妻のまきこです。

 

 

ご訪問いただきありがとうございます。

 

 

 

今日の記事は今日アップする前編と

明日アップする後編の2つに分かれています。

 

 

 

インドネシア人の知り合いから

「お金を貸してほしいんだけれど」

とお願いされた。

 

 

 

これインドネシアで生活していて

よく聞くあるあるです。

 

 

 

インドネシアに住んで1年半。

私もそんなあるあるを経験しました。

 

 

 

そして、深く色々と

考えるきっかけになりました。

 

 

 

「お金貸して」って言われたら

どうしますか?

 

 

 

今日は私の経験について前編です。

 

 

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1・お金貸してあるあるの事例

 

インドネシア人のメイドさん、

ドライバーさんから

「お金を貸して」って言われた。

 

 

 

よく日本人駐妻の話題に上がる

トピックの一つです。

 

 

 

「貸して」と言われなくても

給与の前借をしたいと言われた

という話だったりも。

 

 

 

そして貸す人もいるし

きっぱり断って貸さない人もいる。

 

 

貸したお金をきちんと

返してもらった人もいるし

返ってこなかった人もいる。

 

 

 

お金を貸すつもりじゃなくて

あげるつもりで渡すのが普通。

 

 

 

そんな話も聞きます。

 

 

 

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2・イスラム教徒にとってのお金の貸し借り

 

 

日本人にはなかなか理解できない

「お金を貸して」の話。

 

 

 

 

インドネシアで

よく聞く要因としては

イスラム教の教えがあると

言われています。

 

 

 

 

イスラム教は

神への信仰と同じくらい

信徒同士の相互扶助を大切にしている。

 

 

 

貧しい人や困っている人に

手を貸すことはもはや義務であり、

それをすることで神からの恩恵を

受けることができると考えられいる。

 

 

 

聞いた話だと、

人にお金を貸すことは

イスラム教徒が

死後天国に行く条件の一つ

とされているそう。

 

 

 

 

一方、日本では

 

 

「金の貸し借り不和の基」

 

「親子の仲でも金銭は他人」

 

 

などのことわざがあるように

お金についての貸し借りには

どちらかというといい意味合いはない。

 

 

金の切れ目が縁の切れ目。

 

 

なんて言葉もあるし、

なかなか「お金貸して」なんて

気軽に言えるもんじゃない。

 

 

 

イスラム教徒が多いインドネシアと

日本人ではかなり

お金の貸し借りに対する意識は

違うと言えます。

 

 

 

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3・我が家の場合はどうしたかというと

 

 

そんなバックグラウンドがあることは

インドネシア生活1年半で

ある程度知っていた私たち家族。

 

 

 

しかし、

いざその時が来ると

なんともびっくりするし、困惑する。

 

 

 

「お金を貸してほしい」と

依頼してきたのは

信頼もを寄せているインドネシア人。

付き合いも長い。

 

 

 

 

信頼もしているし

お金を貸してほしい事情も分かった。

 

 

 

 

夫婦で話し合い、

結果、

我が家ではお金を貸しませんでした。

 

 

 

理由としては

 

・貸したら返ってこない前提で渡すつもりだけれど

依頼された金額がかなり大きかったこと。

(あげてもいいと思える額ではなかった)

 

 

・本人は「分割で返す」と言う意思を示したけれど

何か月もその人と貸し借りの関係でいるのが嫌だった。

 

 

・もし返してくれなければ現在の関係を解消できる。

でもそうなったら

私たちはお金も失って、信頼していた人も失って、

借りた人も仕事を失って、

その場をお金で凌げても

先にいいことがないと思ったから。

 

 

 

お金を貸すことについては

これはいいも悪いもなく、

その人、その家庭でどう判断するか

それしかないと思います。

 

 

 

 

我が家の場合は

夫婦で話し合い、

貸してほしい事情は理解しつつも

貸すことをしませんでした。

 

 

 

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「貸さない」と決めたことに

後悔はしていません。

 

 

 

でも本当にこれでよかったのか、

他に何かいい方法はなかったのか

その後色々と考えました。

 

 

 

途上国と言われる国に住み

同じアジアといっても

全く違った文化にいる日本人として

こういったときにどうすべきか。

 

 

 

後編では

インドネシアの事情を紹介しつつ

私が考えたことについて

書いていきたいと思います。

 

 

 

後編に続く。

https://ameblo.jp/makiko0416/entry-12493061092.html

 

 

 

 

 

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まきこ

 

 

2017年1月~バンコク

2017年12月~ジャカルタ、2ヶ国目の働きたい駐在妻。

 

「働く」を通して人が可能性を広げられる世界

を目指して「書く」こと、

「商品の販売サポート」をメインに

駐在妻としてこれからの働き方の実験中。

 

 

【働きたい駐在妻としての活動】

・働きたい駐在妻のコミュニティ「まなとも」発起人。

・駐妻のキャリアに関するアンケート実施

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