こんにちは!

ジャカルタ在住、4ヶ月。

まだまだ働きたい駐妻のまきこです。

 

ご訪問いただきありがとうございます。

 

 

週末の食事作りはほぼ放棄!

 

 

朝ごはんは夫がよくやってくれるし、

(と言ってもごはんチンして、みそ汁温める)

ランチは家でレトルトカレー、

夜は家族で外食(居酒屋)な我が家です。

 

 

インドネシアに多い、

ムスリムのみなさんはただ今、

ラマダン(断食)期間中

 

 

日が昇っている間は

飲食を全くしません。

 

 

ここまでは知っている人も多い。

 

 

 

 

じゃあ

日常生活ってどうなってるの!?

 

 

 

 

これ、私も全く未知の世界。

 

 

そんなラマダン(断食)中に

初めて知ったジャカルタの日常。

 

 

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●p.m 5:00

 

いつものように、

夕食を食べにお酒も飲める

レストランへ到着した我が家。

 

 

いつもは混んでいないレストランなのに

やたら、【予約】の席が多い。

 

 

案内のお姉さんも

「ラマダン中なので予約で埋まっています」と。

 

 

ちなみに、

ラマダン中のレストラン、

どうなってると思いますか?

 

 

日中はもちろんガラガラ。

 

 

場所によっては中の食事風景が

見えないようにカーテンで隠している

 

 

私の行きつけのマクドナルドは

人は入っているけれど、

ロールスクリーンをずっと降ろした状態。

 

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日中はこんな感じ。

でも夜になるとすごい盛り上がりを感じる。

 

 

日中はガラガラなレストランの

入口には

「ラマダンスペシャルメニュー」って

書かれている看板が大きく出ている

お店も多い。

 

 

日中食べられない分、

日が沈んでからの食事は盛り上がる。

 

 

そんな気配を感じる。

 

 

なので、いつもは空いてる

我が家の行きつけレストランも

夜の食事を楽しむための

ムスリムの方の予約でいっぱいだった訳。

 

 

なんとか空いている席に

通してもらって食事スタート。

 

 

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●p.m 5:15

 

いつもの通りビールで乾杯!

 

なんだけど、

運ばれてきたビールがコレ!

 

 

image

 

 

紙で覆われている!

 

 

なんなら、いつもはむき出しの

ビールサーバーもコレ!

 

image

 

布で覆われている!

(四角い箱がサーバー)

 

 

 

ラマダンに入ってからの外食は

こう思うようになった。

 

 

 

「食べさせてもらっている」

 

 

 

作ってくれるのも、

サーブしてくれるのも

多くはムスリムのスタッフの方。

 

 

食べられないのに

目の前で食事を作って、運ぶって。。。

 

 

特にお酒は

酒屋さんがラマダン期間中は

ずっとお休みするくらいなので

飲ませてもらえることに感謝する。

 

 

 

●p.m 5:20

 

 

まだ日は暮れていないこの時間。

 

 

ヒジャブを被った女性グループが

既に席に座っている。

 

 

※ヒジャブ 

ムスリムの女性が頭に被るもの。

 

 

オーダーもしている。

 

 

それ以外にも、

徐々に予約席が埋まってきた!

 

 

でも、もちろんまだ食べない。

 

 

日が沈む時間に向けて

その瞬間に食べられるように

早めにレストランに入って

オーダーも済ましておく作戦らしい。

 

 

 

●p.m 5:30

 

 

慌ただしくなる店内。

 

 

日没の時間に向けて、

事前にオーダーされた料理を

厨房が一気に作り始める。

 

 

そして、

ムスリムの方の席にはこれが配られる。

 

 

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フルーツポンチみたいなもの。

 

 

これはイフタ―ルと呼ばれる

断食明けに最初に食べる食事の事。

 

 

断食明けの空っぽのお腹に

まずは水、そしてデーツや

フルーツなどを最初に入れてから

本格的な食事に入る。

 

 

 

が、まだ日没前。

 

 

 

でも次々と

ムスリムの方のテーブルにも

料理が運ばれている!!

 

 

 

食事を目の前にして

まだ食べられない。。。

 

 

完全なるお預け状態

 

 

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それでも次々と

運ばれる料理たち。

 

 

こんなに機敏に

インドネシア人スタッフが働くの

初めてみた!!!!!

 

 

(いつもはのんびり系)

 

 

と思うくらい

本当に店内が慌ただしい。

 

 

時計を確認する人々。

 

 

日の入りまであと少し。

 

 

 

●p.m 5:47

 

この日の日の入り。

 

 

食事スタートー!!!!!!

 

 

皆さん、

一斉に目の前の水や飲み物を飲んで、

イフタ―ルを少し食べて、

目の前の肉に食らいつく!!!

 

 

近くの席にいた

10歳くらいの男の子。

 

 

目の前のお肉を

見ないようにしつつ我慢してた。

 

 

その子もおいしそうに食べている。

 

 

5時過ぎから

スタンバイしていた

ヒジャブを被った女子グループも

一気に楽しそうな雰囲気MAXに。

 

 

レストランの

盛り上がりが一気に高まるのを

感じた瞬間。

 

 

image

 

 

インドネシアにスライドが

決まった時に、嬉しかったこと。

 

 

 

ムスリムの方が多い国で

生活できること。

 

 

 

これは正直に素直に思った。

 

 

 

イスラム教は世界で16億人

宗教人口の23を占める。

 

 

過去40年間の

イスラム教徒の増加率は73%。

 

 

キリスト教徒やビンズー教徒の

2倍以上の増加率。

 

 

2100年にはキリスト教を抜いて

世界最大勢力になると予想されている。

 

 

 

でも、日本に生活していたら

それを日常に感じることはできない。

 

 

どこかの誰かが見た

報道をテレビや新聞で見る。

 

 

それくらい。

 

 

日常風景なんて知ることは難しい。

 

 

でも、いろんな方面から

いいことも、悪いことも報道される

イスラム教だからこそ

ちゃんと知りたかった。

 

 

自分の目で見て。

 

 

以前も書いたように、

心から理解することはできない。

 

 

 

 

 

でもちゃんと知っておきたい。

 

 

 

 

そんなことをまた強く

思わせてくれるラマダン期間。

 

 

 

まだまだ、

知らないことは世界中にたくさんある。

 

 

 

 

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まきこ 

 

バンコク→ジャカルタの2か国目

駐在生活を送る働きたい駐在妻。

 

・働きたい駐在妻のコミュニティ「まなとも」発起人。

・アジアの国際開発の活動中

 

 

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