【天神さまの花いちもんめ:嗣人】 | 夜のオトモノ〜読書の記録〜

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真夜中のブックログ。中の人は夜行性ピアニストのなかむらまきこ

こんばんは。

なかむらまきこです。

 

【天神さまの花いちもんめ:嗣人】

 

…言われてみたら、もしかして

気づかないうちに天神様とか大国様に

お会いしているかもしれない。

 

日本の神様たちって、

人間らしくて、

得意なことも苦手なこともあったりするから

おもしろい。

 

隣で普通に一緒に飲んでも楽しいかもしれない。

この本読んで、久々に福岡に行きたくなりました。

 

実は私も、

太宰府にお参りしておきながら

受験に失敗したうちの一人です。

 

全員の願いを聞き入れることはできない

 

…って、確かにそりゃそうだ、

もしも今も天神様が実際にどこかにいて

そう思っていらっしゃるとしたら

実に人間らしい…と思うわけですが

現実的には受験って、結構大変な訳で。

 

特に音楽、ピアノなんかを志してしまうと

早くから家族の協力が必要だったり

一方で人間関係とか競争意識に

すでに疲弊していることもある。

 

ダメだった時に思ったことは

「取り敢えず休みたい」

だったかもしれません。

あんまり「悔しい」とか、なかった。

 

時間をかけてやらなければ花は咲きません。

(中略)

…花が咲くには時間がかかるんです。

 

こんな言葉をかけてくれる人が、当時の私に

いたらよかったなぁ、と思ったり、

それが天神様であるならば、

結構救われるし、おもしろいなぁとも思いました。

 

何を持って「花が咲く」とするのか?は

人それぞれだとして。

「花が咲く」のは時間がかかるし、

その前に続けることをやめちゃうことも、多い。

 

音楽1つとっても、

時間が経ったからわかることもある。

それって結構、おもしろいな、と思う

今日この頃なのであります。

 

それでは、また!

夜をこめて星空

まきこ。