【さみしい夜にはペンを持て:古賀史健】 | 夜のオトモノ〜読書の記録〜

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真夜中のブックログ。中の人は夜行性ピアニストのなかむらまきこ

こんばんは。

なかむらまきこです。

 

「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」

という本なんぞを読んでおきながら、

最近イマイチ本を読む時間が持てない。

「書こう」とすることで、却って読めなくなっているか??

…と、そこまでオオゴトではなく、いや〜読みたいんだけどやっぱりバテてるぜ、暑いぜ、でも昼からエアコン入れちゃっていいのか?!みたいな、謎無限ループ…

 

【さみしい夜にはペンを持て:古賀史健】

 

「本を読むこと」についての本のあとは

「書くこと」についての本。

 

ヘタクソでもダサくてもいいので

やはり言葉にすることは大事、

なぜ「書くこと」が大事なのかもわかる、

書くのが大変なのも理由がある、

…とか書いてしまうと、

自己啓発書ビジネス文章術っぽいけども

その胡散臭さが全くなくて

ひたすらあったかくてやさしい本でした。

 

「タコジローこそ自分だ!」

という、コンプレックスみたいな親近感と

「海の中」っていう設定からくる、ウケる「もじり」と。

 

そういえば今年も西表に行って泳いできたから

その時のことを忘れないうちにちゃんと言葉にしなきゃ…

と思ったり、

「書くことは、自分と向き合うこと」

「言語化することの重要性」

とか言われると

鬱陶しくてイヤになっていたかつての私が

 

「なるほど、そういうことか」

「やっぱり、細々と書いていこう」

 

とか思えるようになったのは、少しは成長したのかもしれない。

 

…というよりも、

本を読む中でも「旅」をしている感覚があって

自分の感情の揺れ動きに気づくようになる…

っていうところがミソかもしれない…とか思いました。

 

何か自分が悩んだ時、ツラい時に

「自分で」解決できる方法を知っておいた方がいいし、

それが「書くこと」なんだな、

今この瞬間に「書くこと」で

確かにちょっと大変だけど、

スッキリしてきているかも…って感じかもしれません。

 

考えるとは「答え」を出そうとすること

だれかの悪口を書きたくなった時には、がまんせずに書いちゃっていいんだよ。ただし、過去形にすること。

続きを読みたいから、書いていく

 

「夜」が隠れテーマのこのブログ。

「さみしい夜にはペンを持て」というわけで

「夜」が登場してた。

 

一時期、「書くことことがなくて書けない」というよりも

表現すること、伝えること、みたいな、

自分の内面を晒すことが心底苦痛になり

書くことも弾くことも休んでいました。

 

まぁ、そういうことも、ある。

それに、「2度とやらない」とかではないから、

条件が許すならば気が済むまで休んだらいい。

 

「書くもの」だった日記が

「読むもの」になる日

 

さて、ぼちぼち書いて、ぼちぼち弾こう。

 

それでは、また!

夜をこめて星空

まきこ。