BIRTH 〜joiningsouls〜 2 | 加藤真紀子のブログ

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公演終わってから約1週間・・・
早いな。
アンケート・コメントも全て拝見させて頂きました。
貴重なご意見ありがとうございます。本当にありがたい。。
 
今回・・決して明るい作品ではなかったけれど、決して目を逸らしてはならない事だと思うんだよなぁ…。
登場が沢山あって複雑にさせてしまったかもしれないけど・・・
内容的にはほんとはシンプル。
 
今回の大事な事は目の前に生きる青年たちにフォーカスを当てている。
事件の始まりがいつからだったかと掘り下げると果てしない。
ささいな事の連鎖が起こした今の現状。
誰がどうのという細かい論点ではなくて、こうして起きる悲劇の連鎖。
作品的にはね。。
 
人は誰かが原因だったり、誰が犯人かとか探りたくなる。
そりゃ真実は誰だって知り、晴れやかになりたいものだ。
でも書いてる時思った。
この問題…誰という特定ではなくて・・・
子供達が大人になっていく過程の大事な教育ではないだろうかって・・・
 
罪を犯したのは青年かもしれない。
でも果たしてこの世に誕生してからそう望んで生きてなんていないだろうし。
 
目の前に見える物事だけではないんじゃないかなって…
考えれば考える程・・・深くて・・苦しい。
 
なんかそんな事ばかりを考えてたな…
 
先日青蘭学園2(通称:セイツー)をご紹介しましたが・・・
今回は青蘭学園1(通称:セイワン)をご紹介。
 
まずは青蘭学園4年生チーム
みんな元野球部。
八神平太役の伊藤玻羅馬君と九条大地役の武井駿君。
そして日野原 仁役の鶴田亮介君。
 
ご観劇頂いた方はご存知だが、本編ではがっつりヤンキースタイルだったり・・
そして最初はとにかくユーモア溢れる4年生チーム。
ど青春のように4年も学校に通っているのは【この学校を守ってんだよ】とか言っては後輩に、
【ただ卒業出来ないだけでしょ】的な突っ込みをされていたが・・・
 
昔の罪の意識か・・・龍之介や成生、天王寺たちが無事卒業するまでを実は見守るという彼等の出来る精一杯の想いがあったとか・・・
 
恩田爽役の有元啓太朗君。
写真はまだまだ可愛らしい本当の現役高校生。初長ランにチャレンジ!
青蘭学園2年生。
そしてクールBOYの浅井凛太郎役 安藤稜浩君。
台本を手にしてすぐに【金髪にしていいですか】と言ってきた。安ちゃんの金髪は初めてみたけど、
とても似合ってるね。
恩田と凛太朗はこの学園の野球部に入る為に入学してきた。
ずっと【必ず野球部は復活する】と信じて・・・
ずっと先輩を信じてきた二人。初めて目の前で知る真実を彼等はどのように受け止めたのだろうか・・・
 
そして島津龍之介役 中口翔君と神成生役の島田惇平君。
脳に障害を負った成生の真実。彼がずっと言いたかった事・・・
そして黙秘してきた龍之介の想い・・
二人にしか分からない会話が彼等にはあったのだろう・・・
 
そして…天王寺大和役 大橋典之君。
天王寺大和・・・彼もまた心を閉ざしてしまった一人の青年。
当初は龍之介達と仲良し3人グループだった・・・
本当は写真のように未来も希望もいっぱい抱いていてこのように笑っていたかっただろう
 
朝倉耀々役  有本大貴君。
朝倉耀々・・彼もまた被害者の親族であるがために笑顔を消してしまった一人・・
こんなにもこんなにも笑顔が素敵なはずなのに・・・。
13日に見せたあの涙が今でも目に焼き付いている。
 
 
 
高戸隆一役 高村晃平さん 
今回、この青蘭学園に赴任してきた先生役。
今起きている青年たちの現状を目の前で突きつけられる衝撃。
すぐに解決できない問題。
目を逸らしてはいけない問題・・
大人という立場から高戸はどのように彼等と向き合っていくのだろう
 
三好陽丸役 丹野莉恩君
無邪気で夢と希望に満ち溢れた少年役。元気いっぱいに演じてくれました。
実際、莉恩君がとても素直でピュアそのもの♪
何事もまっすぐぶつかってくる子供の心には沢山気づかされることがある。
癒されるとはこうゆうことかと思う。程
 
 
 
 
 
心を込めて・・
本当にありがとう。