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歌舞伎座で見つけましたので、購入。
いやーー今回も贅沢な時間を過ごせました。
十二月大歌舞伎
『加賀鳶/鷺娘』
江戸の粋が感じられる『加賀鳶』
作品の山場、ちょけた松緑さんと硬派な勘九郎さんが対峙するところ良かったなぁ。
調べたら松緑さん、道玄は初役とのこと。
人殺しで金に汚く、暴力も働く…なのにどこか詰め切れない悪党がお似合いでした。
坂東亀蔵さんは花道にずらっと並ぶ役者の中でも一際良く通る凛とした声がやっぱり目立っております。
友人の旦那様だから贔屓目かもしれませんが…
いやーでもね、七五調の台詞を一人ずつ述べる時かなり差が明確にでちゃっているのよー!
文章ではなかなか伝わらないのが残念です。
本当に素敵。
そして『鷺娘』
中村七之助さんの鷺娘は初めてでした。
儚さ、やるせなさ…
人間に恋した鷺の化身を情感たっぷりに魅せてくれます。
色気前面というよりは悲しみが重めな印象かしら。
それにしても男性が女性を
しかも、人間ではないものを演じて舞うという難しさ。
有名作ゆえに比べられるし、期待も大きい中で歌舞伎座全体を舞踊で魅了する七之助さんはさすがですね。
小学生の頃観た時は、なんで雪の中踊っているんだろう?
大学生の頃観た時は、あーはいはい叶わぬ恋に悶え苦しんでいるのね。
アラフォーで観た時は、悲恋でもこんなに想える人とめぐり逢えたのね。
なんて感じ方が変わったりね、笑。
あーーー楽しかった!!
久乃ちゃんありがとう♡