地方局アナウンサー試験を受けている皆さんへのアドバイスでして
まずは、【試験を受ける局の番組をチェック】こと。
この理由は、説明しなくてもわかりますよね。
これはもう当たり前。
例えば仙台放送受けるのに、宮城県のニュースや番組をを全く見ない、なんて失礼だしなんのために受けるの?!って感じですよね。
だってカゴメ受けるのに、「カゴメの商品食べ事、飲んだことありません」なんて人受かるわけないでしょう?
で、さらに踏み込んで3つやっておくといいよーってことを今回はお伝えしましょう。
1.調べる
2.感想を自分言葉で述べる
3.自分がアナウンサーだったらどう伝えるか想像する
以上です。
1.調べる
見て、聴いて、終わり。
じゃなくて、自分でも調べてみてください。
スマホ一つでもできる時代じゃないですか。
なぜなら、ニュースの背景や問題点は必ずしも一つとは限らないから。
例えばこのPodcast配信が3/15なんですが
3.11 には「東日本大震災のその後」っていうニュースやドキュメンタリーが全国放送でもかなり流れていたはずです。
あれから13年経っていても各局特番を組むほど甚大な被害だったというわけなのですが
今年は残された遺族のメンタルケアや、福島の原発問題その後、そして能登半島地震の被災地支援をする東北の人々…といった特集が多かった印象なんですよね。
あくまで「印象」ですが。
じゃあそれらの特集が多かった「背景」や「裏側」「意味」ってなんだろう??と考えてみる。
あとは他局はどう報じているかな?
テレビとラジオの視点や切り口の違いは何かな?
とか違いもさらに分析しておくといいですよ。
マスコミ就活するならば、是非ともこういったことを考える習慣を持つことをオススメします。
2.感想を自分の言葉で述べる
これは将来アナウンサーになったときへの訓練でもあるし、面接対策です。
今の時期2024年の3月ならば、東北、北陸はタイムリーなので
東北ならばとくに岩手、宮城、福島の局を受ける人
北陸ならば石川、富山、新潟の局を受ける人ならば…
震災関連番組を視聴した後の感想を聞かれて答えられるように言語化しておきましょう。
ただ単に「可哀想、大変そう、支援したいと思います」
だけではなく「その地域で自分がアナウンサーになったとしてオンエアに流せられるような感想をぜひ用意しましょうね。
えー?難しい!って戸惑うかもしれませんが、大丈夫。
・体験していなくても
・その地域の人じゃなくても
・大学生の立場でも
言えること、必ずやあるはずですよ。
ただ、人の生き字にが関連する事柄の感想って、あなたの人柄や感性が滲み出るものですので細心の注意を払って言葉選びしましょうね。
で、今例えに出したのが震災関連の話題だったのですが、他のジャンルも同じですからねー
情報番組も報道番組もスポーツ番組も、見て聴いて終わりじゃなくて「感想を言語化する」ってことやってみてください。
きっと面接やフリートーク対策にもなりますから。
オススメでーす。
3.自分がアナウンサーだったらどう伝えるか想像する
今はまだ「目指している」という段階でありますが
「もし私がこの番組の担当アナウンサーだったら、なんて言うかな??」
といった想像や心の準備もしておきましょう。
たまーにカメラテストで、地方局の番組スタジオを使って1コーナー擬似番組スタイル形式をやったりする局もあるんですよ!
ラジオだとよくある試験パターンで
「今から朝の番組○○のパーソナリティになり切ってオンエアに臨んでみてください!ではどうぞー!」
みたいな試験。あるあるですねー!
《オープニングトーク、曲紹介、曲感想、おたより紹介、しめトーク…》と本番さながらのテストもやったりするんですよね、新卒でも。
もちろんテレビ局も「アナウンサーになりきってみよう」系のカメラテストありますので
地方局受けるならば、まぁこれはキー局も準キー局も同じく大切なことですが
エントリーする局の看板番組や力を入れている番組はちゃんと見て、自分だったらどんな喋り方やテンションで進行しようかな?とか番組の雰囲気を掴んでおくといいですよ。
そうすると、あなたのカメラテストの様子を見て「あ、この子ならうちの番組に合いそうかな」
とか
「この子がスタジオにいたら、新しい風ふかしてくれそうかな?」とか審査する側がイメージしやすいのって好評につながりやすいかなって思うんですよね。
ぜひ心の準備、そして、カメラテストまで進んだなら実際に成り切り練習しておくといいですよ!