ミモザの季節になると元ご贔屓様の退団公演を思い出します。



あんな事件があってから正直、宝塚歌劇団から気持ちが離れてしまいました。


とか言いながら月組コンサートを梅芸まで日帰り観劇していたので、完全に嫌いではないのですが…

キラキラとした舞台を観ていて、ふと亡くなられた彼女を思い出してしまう瞬間があるんですよ。


完全に心が晴れやかになれない存在となってしまいました。

趣味が楽しくなくなるって寂しいことです。


しかしもっと寂しくて辛い想いの人たちがいることを忘れてはならないよね、と。





今日遺族側の会見が開かれたようで生配信もされていました。


私は部外者だし、関係者から色々話は聞いていても、噂はあくまで噂ですし

あまりアメブロやSNSで今まで深く触れなかったけれど、現役生で遺族のコメントを読んでやっぱりね…としか。


FNN記事より



権力や伝統で揉み消す時代じゃないのよ変わろうよ。 

「パワハラはなかった」と言い張っている場合ではないのでは…。


それと「耐えられなかった方が悪い」とか「辞めればよかったのに」とか「スターでもないくせに」とか部外者のつぶやきも本当に酷くて。


全員ではない

一部ですけれど。





『歌劇』のコラム《つぼ》を読んだ方はわかりますよね。

OGさん達だって何も言わないのは、何も考えていないわけではないのよ。


言わないことにも意味がある。


だって110年も続いている組織ですもの。

あまりにも関係者が多すぎる、問題が巨大すぎる。


演者以外で中で働いている人たちも大勢、思いを抱えていらっしゃると思いますよ。



そっと見守ります。

外野があれこれ言うことじゃないから。



話がとっ散らかっているけれど…


あらためて、お悔やみ申し上げます。


さぞ悔しかったろうに…

それしか選択できなかった絶望はいかなるものか。

そしてグラフのあれは私だって絶句でしたよ。


当時も、その後もなぜ優しくなれなかったのか。

改革を切に願います。