舞台『中村仲蔵』行ってきました。


講談師、神田伯山さんのラジオとインタビュー見聞きしていたら俄然興味が湧きました。

久しぶりのミュージカル以外の舞台。


血筋が命の歌舞伎界でどん底から成り上がった中村仲蔵の物語。

舞台、ドラマ、映画、とあるゆるジャンルでもバケモノ級の芝居を見せてくれる藤原竜也さんを主演に据え置いた時点でもう大勝利でしょう!


ほーんと素晴らしかった。


藤原竜也さんの「外郎売」は想像以上に個性的。

さすがだわぁ…と引き込まれます。



あと市原隼人さんの仕草や「あばよ」がかっこよすぎてあれは惚れる。


そして池田成志さん、高嶋政宏さんのオーラと安定感よ。


良い作品を観られて滾りました。





が!しかし。

2つ言いたいことが。



1. スマホ鳴らしすぎ問題。

なーんで鳴らすかなぁ??

あれだけスタッフさんが「携帯電話は電源からお切りくださーい!」って呼びかけているのに??


1公演で3回も鳴ったんだけれど、苦笑。


1回目なんて一場面丸々ずーーーっと鳴ってるの。

おいおい、勘弁しておくれ。


2回目は1回目と同じケータイ音。


3回目は別の人。

学ばないのは、なんでなんで??



おそらく周りの人も(おいおいスマホ切ってよー)って内心呆れていた事でしょう。

後ろを振り返るわけにはいかなかったのですが、集中力切れますよ、あんなに鳴り続けたら。

お隣のお客さん可哀想に…。


私の周りの舞台ファン仲間たちって数時間をじっくりたっぷり堪能するためにちゃんと電源切る人ばかりだから、理解できない。



……ボヤきは続きます。



2. 前かがみ、前のめり問題。

これは舞台観劇慣れていない人、腰が痛い人には理解されないしスマホ問題以上に浸透していないイメージなのよね。


観劇慣れていない人はリンク先、博多座が作った動画で「なぜ前のめりが迷惑なのか」知ってほしいです。


博多座公式Xより



まぁ池袋のこの劇場はね…

舞台ファンの間でも評判悪いからなぁ…

「推しがこの舞台に立ちませんように」なんてファンがお祈りし続けるほどの劇場なんです。

客席の配置、手すり問題などで、改修工事しても見えずらい席が多いという事実。


だから前のめりになって全出演者観たいのもわからなくはない。

でもなーなんだかなーーという舞台ファンのあるあるボヤきでした。



『中村仲蔵』は本当に素晴らしかったのよ!!