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アナウンサー就活生向けのPodcast 新エピソードを公開しました!
それに合わせ台本公開もしていますので
文字で情報を得たい方はどうぞ。
では以下、#24 のPodcast台本です。
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#24 動画の○○を大切にしよう
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この番組は「アナウンサーになりたいという方に向けて、就職活動に関連したちょっとしたコツをお伝えしていきます」
元局アナで話し方講師の早坂まき子と申します。
よろしくお願いいたします。
今やアナウンサー採用試験において、エントリーの際にESと共に提出する事が多い「動画」について。
#9 で3つのポイントを過去にお伝えしました。
1. ルールを守る
2. 画質も音質も綺麗にクリアに
3. 「あなたってどんな人?」が表現できているか
今回さらに深掘りしていきましょう。
今回は、【動画の◯◯を大切にしよう】
という解説をします。
この◯◯には「冒頭」が入ります。
つまり【動画の冒頭を大切にしよう】です。
もうタイトルそのまんまなのですが、提出動画が何秒だとしてもまずは冒頭の掴みや、印象が大切ですよってことです。
提出動画の秒数は局によって「60秒」「40秒」「30秒」「20秒」と設定は様々なのですが、それぞれ「尺は守ろうね」というのは#9 でもお伝えしました。
ちなみに
「尺」(しゃく)というのはテレビ業界用語で「時間」のことです。
ですから、「尺を守ろうね」というのは、「時間を守ろうね」という意味で、「尺管理」というと「時間管理」のことだったりします。
だからテレビ局に入社すると「尺管理しっかりしてね」とか「尺調整をアトコメでしようーなどといった感じで結構使います。
で、話を元に戻します。
局によって提出動画の尺が色々なのですけれど、たとえ何秒であろうと冒頭の掴み、とーっても大切です。
なぜなら、「最初の5秒とか10秒くらいであなたの印象が決まってしまうから」です。
これって私が統計とったわけでも、全国のアナウンス部長さん全員にインタビューしたわけでもないですが
心理学の世界では「初対面の時の、第一印象」について研究がなされていて「あっという間に印象が決まる傾向がある」と研究結果があるんですよね。
有名な《メラビアンの法則》だと3〜5秒とか言われてますよね。
第一印象における「あっという間」にはいろんな説があるので絶対的な数字は私からは言えないけれども、長くなるので今回はココ割愛します。興味ある方はご自分で検索してください。
で、あなたがもしアナウンス部長だったら…と想像、妄想してみてください。
そして採用のために100人分の自己PR動画を見ないといけない。
そんな場合、一次面接に進めるか進めないかってどうやって判断しますか??
審査する側の気持ちを考えたら
冒頭の10秒ほど、掴みってとっても大切だよなぁってのは理解できるのではないでしょうか??
動画スタートと同時に「この子いいね!」って思えたら、即合格判断しますよね。
でね!
ちょっと深掘りして#9 でも解説した、エントリー動画で大切な事のうちの一つ=「あなたってどんな人?」が冒頭10秒以内でしっかり表現できていたらいいよね?と付け加えておきます。
冒頭10秒以降がどーでもよいってわけではないですからね!苦笑。
冒頭から「明るく元気よく」喋る…
っていうのはもちろん万人受けするしアナウンサーに必要な要素だったりもしますし「明るく元気よく」を目指すのは間違いではないと思うんですよ。
ただ
なかなか面接まで進めないんです…と悩んでる方は、そこをもうちょっと深掘りしてみませんか?
単なる「明るく元気よく」だけではなく、より一層「私ってどんな人?」を分析して表現するってことにも力を入れて動画制作してみてください。
やはり内定する人ってこの「私ってどんな人か」という「印象」が面接官にしっかり伝わっているんですよ。
例えば…3人面接官いたら3人共に
・底抜けに明るくはつらつな人だね!
・知的で上品な人っぽい!
・爽やかでみんなに好かれそうだね!
と伝わるような。
言い換えると「キャラが明確」、そしてアナウンサーに向いていそうな個性。
これが出せたらいいよね、って事です。
ですから、動画でも冒頭からその「自分らしさ」を全面に表現した方がいいですよ、としつこくお伝えしておきます。
出し惜しみなく。
ラスト10秒は良い表情なんですよーとかじゃなくて
冒頭から!頭から!
あなたの魅力全開で、惹きつけないと、第一印象を取り戻すのは難しいかもしれないですからねー
というわけで、今回は動画制作について、大切なポイント沢山あるんですが
その中の一つ【冒頭を大切にしよう!】というお話でした。
といいますことで、ここまでお聴きいただきありがとうございました。
何かアナウンサー就活に関して、疑問質問ありましたら、概要欄のリンク先、もしくはInstagramのコメント欄にお送りください。
可能な範囲で番組内にてお答えしていきます!
それでは、就活生の皆さん
一緒に前向きにがんばりましょう