就活生向けのPodcast新エピソードを公開しました!
↑Spotifyにて無料で聴けます。
それに合わせ台本公開もしていますので
文字で情報を得たい方はどうぞ。
では以下、#20 のPodcast台本です。
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#20 自己PRのコツ〜基礎編〜
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この番組は「アナウンサーになりたいという方に向けて、就職活動に関連したちょっとしたコツをお伝えしていきます」
元局アナで話し方講師の早坂まき子と申します。
よろしくお願いいたします。
今回はアナウンサー以外の就活生にも活かせるコツを伝授できるかなーと思います。
突然ですが
《自己PRって、就職活動以外でやったことあります?》
「ない」って答える人が多いのではないでしょうか。
アイドルやってました、ミスコン出た事ありますって方なら経験してるかもしれませんけどねー
そうなんですよ、自己紹介と自己PRって違うので
自己紹介は幼い頃から色んな所でやってきたとしても、「自己PRの経験値高いんですよー」って方は少ないという印象です。
でね、文字通り「自分の良いところ、特徴、強みを言語化して伝える」ってことをしないと自己のPRって成立しないんですよね。
やった事ない人、慣れていない人ならば最初テンパるのはそりゃー仕方ないことなんですよ。だから焦らなくて大丈夫です。安心してください。
なぜ今なのかと言うと…
では、自己PR3つのコツをご紹介しましょう。
※
就職活動における【自己PRのコツ】
⑴ 具体的に語る
⑵ 内容を一つに絞る
⑶ 熱量を持って語る
です。
⑴ 具体的に語る
#7 でも言ってるんですよ。
これ、案外難しいんです。
例えば
「私は、大学ソフトボール部の主将としてコミュニケーションを積極的に取るようにしています。決して技術的にはエース級ではないのですが、周りの人たちに気を配れる、そして協調性があるとよく言われるので、主将を任されました。
時間はかかりましたが、様々な経験を重ね、部員一人一人とじっくり向き合うことで、色々と成長が見られてやり甲斐を感じています。御社に入社してもこの強みを活かしていきたいです………」
みたいな自己PR。
え?具体的じゃない??
って思った方は、うんおしいですね。
まず気をつけること「様々」とか「色々」って使わないほうがいいです。
ESでも面接でもどこでもです。
むしろ、その「様々な経験って何?」「色々と成長ってどんな??」
そこ具体的に聞きたいんだけど?!
って面接官は心の中で突っ込むと思います。
あとは数字。
ソフトボール何年やってるの?部員何人いるの?
これらで印象変わりますしね。
「エースじゃないのに主将を任された凄さ」の意味合いが変わってきますしね。
数字を入れないともったいないし、おしいよね
どんなエピソードでも具体的に伝えるといいですよ。
スーパーでのアルバイト歴何年
とか
海のゴミ清掃活動を月に何回
とかね。
可能な範囲で有効的な数字、入れましょう!
先程の内容の自己PRを具体的にするとしたら
・周りの人に気を配れるエピソード
・協調性が強みのエピソード
・部員一人一人と向き合ってきた工夫と努力のエピソード
これら一つ一つを深掘りしていって、初対面の人にでも理解できるようなエピソード披露することにより
《エースじゃないのに主将に選ばれた人柄》が伝わって、自己PRになるわけなんですよねー。
今12月なので、3年生でこれから就活って学生さんは「具体的に言語化する」ってことを意識してください。
#15のように、同世代だけではなく面接官世代、年上の人に見せるってのもポイントの一つです。
⑵ 内容を一つに絞る
ESでも動画でも面接でもだいたい1分めどに自己PRをまとめると良いです。
で、⑴のラストにもお伝えしましたが、具体的に、深掘りして、尚且つ自分にしか語れないエピソードを披露していたら、1分ってあっという間なんですよ。
だからこそ一つに絞る、をおすすめします
3つ挙げても内定する人はいるけれどね。
ただ、聞き手に優しいのは?って言われたら一つに絞る方とよく言われています
この「内容を一つに絞る」って志望動機もガクチカもフリートークも面接中の質疑応答も同じ。
なぜなら、人間って集中して他人の話を聞ける時間尺って何時間も続かない、と心理学者の間でも言われてるから
(説によって30分とか50分とか他にも学者によって多説あり)
内定する人って質問に対しての答え方が、至ってシンプル。
聞き手にも優しくって、返答内容を一つに絞るってことはアナウンサー試験以外でも共通する有効的な伝え方だと思います。
面接官やった事がある人だったら、これめちゃくちゃ頷きながら聞いてるはず。
聞き逃しがないよーに、一人一人集中してメモしながら面接官やるって大変ですからねー。
だから、学生さん同士で面接ごっこやると言いですよって伝えてます。
あと自分も伝えたい事がブレにくいから、内容は一つに絞る、はオススメです。
※
⑶ 熱量を持って語る
パッション、大事です!
大昔の哲学者アリストテレスも言ってるんですよ
説得の三要素に【ロゴス、エトス、パトス、】訳すと、「論理、倫理・信頼、情熱」これらが揃って初めて人間って説得させられて、行動変容が促される…っていうわけですよ。
注目は最後の「情熱」
面接官を説得させて、内定を出してもらうには、情熱必要なんですよ。
どんなに内容が素晴らしくたって情熱ないと、説得させられないよって事。
何度でも言いますが大抵の場合、面接官は初対面なので
じっっくり向き合えばあなたの魅力や長所は明らかになるとしても、30分とか1時間とかでそれらを伝えなくちゃならないのが就職活動だから。
この辺り、企業と学生の間にズレが生じないように長期インターンを実施する会社が多いわけなんです。
短時間で自己PRを伝えるには
内容も考えた上で、伝え方として《感情を乗せて喋る》これキモです。
マルチタスクで大変かもしれないけれど、
必要不可欠なので、ぜひ覚えて就活に臨んでください。
というわけでここまでお聴きいただきありがとうございました。
※
【おまけ】
本編とは離れますが
「Podcastができるまで、シーズン2」の発信者であるKONさんに会える機会があったんですよー
元々ラジオ番組制作をしていた方で、これからPodcast始める人へそしてより面白いPodcastを発信し続けたいって人向けのナレッジ番組です。
私も夏頃に存在をしって何度もリピート再生し、めちゃくちゃ参考にしてこのPodcastスタートの準備をしていました。
で、KONさんの何が魅力って「綺麗事抜きのガチのアドバイスや情報を番組内で語ってるところなんですよねー!
つまんないもの、ダサいものははっきり言うし
良いものは心から絶賛してるなーってのが伝わるんですよ。
何か就活に関して、疑問質問ありましたら、概要欄のリンク先、もしくはInstagramのコメント欄にお送りください。
可能な範囲で番組内にてお答えしていきます!
それでは、就活生の皆さん
一緒に前向きにがんばりましょう