毎週金曜日朝8時に、アナウンサー就活生向けのPodcast新エピソードを公開しています!



↑ Spotifyにて無料で聴けます。



それに合わせ台本公開もしていますので
文字で情報を得たい方はどうぞ。



では以下、#8 のPodcast台本です。


#8  インターンって本採用試験に影響はあるの?


この番組は「アナウンサーになりたいという方に向けて、就職活動に関連したちょっとしたコツをお伝えしていきます」

早坂まき子と申します。
よろしくお願いいたします。


10月になりましたねー
東京、大阪だけではなく名古屋の放送局アナウンサーも採用試験エントリー発表したりしていますねぇー


採用試験が次から次へと始まるのはラッキーなことなんですよね。

東京キー局以外は
昨年度採用試験やったのに、今年度はやらないとかもあり得るので
アナウンス部や局の事情で毎年必ず採用するってわけではないんですよね。

ですから、一つでもチャンスが多いのって幸運だなってわけです。
悔いのないようにエントリーや面接準備しましょうね。


そうそう!

あと#4 で紹介しました「マスコミ就職情報・わっちさん」Xのアカウントフォローしましたか?

あの方、たまーにLINEオープンチャットやマシュマロで就活生の相談にお答えしてるんですけれど
たまーに覗いてみると、今も昔もアナウンサー就活生のお悩みってほとんど変わらないなって印象です。

動画とかは、昔はなかったものですけれど
志望動機とか自己PRとか、地方局についてとか、マインドの話とか、ほぼ20年前と同じで「わかるーわかるよー」と質問を読んだり聞いたりしてました。


わっちさん、毎回丁寧に答えてくださっているので、本当優しい方ですよ。





さて、本題いきますねー
「インターンについて」です。

アナウンサー採用試験において「インターンってどのくらい影響があるの?」とタイトル付けました。

このタイトルの結論を先に言及するなら
「アナウンサー試験において、本採用に影響はあります」
となるでしょう。
もうこれら綺麗ごと抜きの現実です。



今やキー局だけではなく、地方局も実施しているインターン。
ただの会社説明や見学だけではなく、ニュース原稿よみ、フリートーク、リポート体験と称してカメラテストと同じようなことをさせたりします。

だいたい3年生の春過ぎあたり5月くらいからスタートしますね。

え、大学三年生になったばかりでもう??って時期にインターン募集が始まってしまうので
アナウンサー採用試験って早いなぁと感じてしまうのよねー


ちなみに、「なんでこんなに早いの?!」って謎に思うでしょうが
これは単純に「より優秀な、アナウンサーにふさわしい学生さんを早くから探しておきたいから」というのが理由の一つとしか考えられないです。おそらく、ですが。



でね、10月にはいって今の時期悩みだすのが
「インターンにあまり参加しなかった」
もしくは
「インターンに参加できなかった」
っていう方たち。


今回のPodcastはそんな皆さん向けです。







そんな方たちにお伝えしたいのはこちら2点。
・インターンに受かっても、本採用試験で早々に落とされる人もいる
・インターンに参加していなくても、内定する人もいる。

以上です。


そりゃね、インターンに参加できた人は
本採用で何らかの便宜を図ってもらったりされるのは、現実でしょう。
じゃないとインターン開催の意味がないしね。
ここは綺麗事抜きで語ります。


アナウンサーではなくて、一般企業だってインターン参加者の中で「うちの会社に向いてるな」とか優秀な学生さんには、早くから内々定をだしたりーなんて話を何度も聞いたことありますしね。

アナウンサー試験だって何もないわけないんですよ。



でーもーねー繰り返し言いますが
「インターン受けていなくても、内定する人」もいますよ。
だから、「諦めないで」と伝えたいです。


大事なのはここからで
「インターン受けたくてエントリーしたんだけれど、参加出来なかった人」は

【エントリーシートも動画もブラッシュアップは必須】ですよ!!
というのは声を大にしてお伝えしたいですね。


そりゃー1度落ちたエントリーシートそのままの文章、構成、表現方法で本採用でも提出、ってのは成長も工夫も見られないので受かる可能性はかなり下がります。


今って、インターン参加の前にもESや動画提出させて、面接して…
本採用試験でも、ESや動画提出させて、面接して…

という、2回試験を受けているような構造になっているんですよね。

これってある意味チャンスが広がっている、と前向きに捉えてよいのでは?と思いますよ


テレビ局側だって、三年生になりたての学生さんっていうのは理解してインターン実施していますから
本採用ではブラッシュアップしてくるかな??
この3.4ヶ月でどれだけ工夫してくるかな??

って成長過程もチェックしているはずなんですよね。



 


ちょっと話逸れますけれど
大学受験指導のゼミナールを設立し精神科医の「和田秀樹」さんという受験勉強界隈では有名な方がいまして、過去には『受験は要領』という著書がベストセラになってるんですよ。

で、とあるマスコミ勤務している人と話していて
私がアナウンススクールの講師を務めているっていう話題から
この和田先生の思考も参考になるよ、とアドバイスもらって一番心に響いたのは
【成績が伸びなかったら、勉強のやり方を変える】
って事でした。


これって就活にも置き換えられることで
なかなかES通らないな、一次面接通らないなっていう事実があるならば
「やり方を変える」「伝え方を変える」っていうのも試す価値があるのでは?ってことよね


つまり
「努力の方向性を変える勇気」ってことです。

怖いかもしれないけれど、自己PRやガクチカの内容を変えてみるとか
動画の撮り方を変えるとか
工夫のしようは、いくらでもあるんですよね。



じゃあどう工夫したらいいの??
ってESや動画に悩んでいる人は…

もしアナウンススクールに通っているなら講師の人達に色々アドバイスもらうことをオススメするし

アナウンススクール通っていない人は、大学の先輩とかサークル、部活、アルバイト先のアナウンサー試験経験者にアドバイスを添削やアドバイスを求めてみてはどうでしょうか??


ただ一人でウンウン悩んでてもアイディアは浮かんでこないし
人に頼ること、そして素直にアドバイスを受け入れることも大切だよってお伝えしておきます。



今回まとめとしては、まず
・インターンは本採用にもそこそこ影響ある
・インターン参加できていないからといって諦める必要はない
・今まで理想の結果が出ていないなら、ESや動画の内容を変えて工夫をする

ってことです。

だいぶ内容を詰め込みましたが、キー局準キー局の採用試験が始まっていますので、毎日を後悔のないよう過ごしてくださーい!


といいますところで、ここまでお聴きいただきありがとうございました。

お時間あれば、この後の【就活雑談おまけコーナー】にお付き合いください




さて、#8 は、インターンについて語りました。

自分語りで申し訳ないのですが、20年前の話をしますね。

2005年卒採用の当時も「セミナー」っていうのは開催されていました。
インターンと名称が違うだけでやってること同じです。
エントリーシートだして、合格した人だけがセミナーに参加できる。っていう仕組み。
で、セミナー参加者からさらにそこから選抜メンバー数人選ばれて開催される【上級セミナー】
というのもありました。

今と変わらないでしょ?


大きく異なるのは
20年前はキー局のみ、だったんですよ
それが今や大阪、名古屋、とその他の地域も各局で開催するようになったのよね。

そこが大きな差かな?と思います。


地方局志望の学生さんからしたら、めちゃくちゃチャンス広がってるなって感じますね。
もちろん準備することが増えて学生さんは大変だけれどね。
 

で、私フジテレビ 系列にウケが良かったって前にこのPodcastで話したと思うのですが
フジテレビ の夏のセミナーには書類落ちしてるんですよ。

でも、本採用試験ではガラッとエントリーシート変えました。
選ぶ写真も変えたし、「私のウリ、長所」も変えていわゆる「自己PR」の見せ方を変えたんですよ。

そしたら本採用試験では最終一個前まで残ったので、やはり自分のことをしっかり分析すること、魅せ方を工夫することは大事だなって体感しましたねー。


逆も経験していて、テレビ朝日は上級セミナーに呼ばれたんですよ。
当時、男性5人、女性7人でした。
今でもそのメンバーとは繋がりがあってたまに会ったり、今もテレビ局で活躍する同期をいち視聴者として応援したりしてますよ!


でもね、私テレビ朝日の本採用試験では一次試験で落ちてるんですよ。

だから.20年前の話ではありますが
・インターンに受かっても、本採用試験で早々に落とされる人もいる
・インターンに参加していなくても、内定する人もいる

っていうのを、私両方体験してるんですよねー。



いやーでもね就活って自分との闘いなので色々としんどいなーと感じている学生さんもいらっしゃるかもしれません。

でもね、諦めるのも落ち込むのもまだまだ早いからね!
一緒にがんばりましょう…ね?


何かアナウンサー就活に関して、疑問質問ありましたら、概要欄のリンク先、もしくはInstagramのコメント欄にお送りください。
可能な範囲で番組内にてお答えしていきます!

それでは、就活生の皆さん
一緒に前向きにがんばりましょう。