連日の観劇…。

幸せウィークだわ!


この日は、おなじみ 近藤英恵先輩 と♡


日本青年館の雪組公演『双曲線上のカルテ』へ。




泣いた泣いた。

悲しい展開だろうとは予想しておりましたが…


「生き様」ではなく「死に様」を探していると主演・和希そらさんが台詞を口にした時

現実生活の色々が頭の中をよぎり、「自分だったらどうする…?」を考えながら観劇。



おそらく客席の皆さんのほとんどが同じような事を一瞬でも考えてるのでは?





それなのに、終わってみれば

「フェルナンド先生かっこいい!!」

と結局、いつもの宝塚のトキメキで満たされるので、夢の世界の演出って素晴らしいな、と思います。


フィナーレ含めて、樫畑亜依依子先生と解釈一致だわ。最高!



そう、主人公フェルナンド先生・和希そらさんがほんとーーーに素敵で魅力がギュッと詰まった作品でした!





お酒を飲む

煙草を吸う

眼鏡を外して胸元にしまう

注射を打つ

女を誑かす

愛を囁く

優しい嘘をつく

そして、ハット使用の群舞


シリアス系統の作品だからこそ、静寂な中で

これら男役としての技量がとっても試される主人公フェルナンド先生役……和希そらさん、全てにおいてさりげなさが凄かったー!


ラストの真っ白なお衣装でのダンスも和希さんならではの軽やかさと体幹で見応えあります。



これは英恵センパイはたまらないだろうなぁと♡

終演後の感想戦とニヤニヤが止まりませんでした。


改めて主演、東上、おめでとうございます!




《追伸》


和希さんだけではなく皆さん素晴らしかったのよ。


ヒロイン・モニカ役、華純沙那さんの純度100%な愛らしさ

対するクラリーチェ役、野々花ひまりさんの存在感

このお二人が光る作品な上に

病気の夫を看取る妻役の杏野このみさん

看護師長役の愛すみれさん

案外キーパーソンな希良々うみさん…


男役だけではなく娘役にも深いメッセージ性をもたせた役柄がある宝塚作品、好きです。


っていうのをどうしても書き足したかった!