※タイトル間違えていました。
『元禄バロックロック』以来だから、約1年ぶりの花組観劇でしたわ。



宝塚花組公演 『うたかたの恋 / ENCHANTEMENT -華麗なる香水-』観てきました。



評判となっていた柚香光さんの脆くてあやうい皇太子ルドルフ…無邪気な中に健気さも感じる星風まどかさんマリー。

2人が破滅の道へと進んでいく様は悲しいけれども、美しく描けているのが宝塚の凄いところですね。



さらにショーは花組さんらしい小粋でお洒落な「香水」がテーマの作品でとっても華やかでした。

一幕では寂しさ全開な柚香さんが、二幕ではダンスと色気で客席の心をわしづかみにするギャップもたまらないですねぇ。



それにしても他組ファンからすると水美舞斗さんが専科へ行ってしまうのは実に惜しい気がしてなりません。

れいまいコンビ解体はもったいないような気持ちでいっぱいになってしまいました…。

この2人にしか醸し出せない信頼関係とか絆が花組の魅力のひとつだと思うんですが、まぁきっと色んな事情があるのでしょうね。


専科さんとしてまた花組公演出演もなくはないわけですし。




花組といえば、ご縁あって娘役凛乃しづかさんを応援していますが

なんといっても今回、お芝居でマリーのお母さん役を!

年頃の娘が心配でたまらない貴族の母を演じていて、若い世代の登場人物との対比がよく出ていました。

こういった役を担うような学年になったのねぇ…と感慨深かったですし

ショーでも場面を引っ張るようなポジションになりつつあり、活躍嬉しい限りです。

相変わらずダイナミックでキレのある凛ちゃんのダンスは観ていて清々しいですし、今回のお衣装どれも可愛かったなぁ…!



前回の花組公演がちょうど観劇予定だった日がコロナ休止の時期に該当してしまったんですよね。

ですから相当久しぶりの花組さんと凛ちゃんの舞台姿に懐かしさや、ほっと安心も感じたりしました。



エンタメ界はまだまだ新型コロナ対策を厳しく継続していて、我慢の日々が続くと思うので

あと少しなんとか乗り越え、客席降りとかハイタッチとか再開できるといいですね。