ひっっっさしぶりの宝塚観劇でした。

月組『ブエノスアイレスの風』@日本青年館ホール


暁千星さんのスーツ物&正統派二枚目&背中で孤独を語るマサツカワールド…

どえりゃーかっこいいので、驚いちゃいました。


《あの可愛いかったありちゃんが…。》

と、多くの宝塚ファンが親戚のおばちゃん感覚で大人の色気を醸し出すようになった暁さんを見つめていてことでしょう。


やっぱり華がありますし、ダイナミックなダンスは一級品ですし、歌もお上手…

もうすぐ星組に組み替えとなるので、今回が私にとって最後の月組生としての暁さんでした。


ホロリとくるかなぁ…と予想していたのですが

むしろ「星組で目いっぱいキラキラオーラ全開に暴れてきてほしい!」と今後の更なる活躍が楽しみになっています。

礼真琴さんと、舞空瞳さんと共にがんがん踊りまくっているショーが早く観たいわ…。

あぁ宝塚ファンって忙しい。幸。



ヒロインの天紫珠李さん。

今回の役がとってもお似合いかと感じました。

過去に観たことがあるキャピキャピした役とか、ワガママお嬢様役とかよりもずっと魅力的です。


病気の母親や揉め事を抱えている姉の存在…そんな状況下なんとか自分が稼がねば、と必死に生きる聡明な女性がピッタリなのと

タンゴのシーンが長い手足と高身長を活かしていらして見応えありました。

素晴らしかったです!



そして月組といえば、副組長・夏月都さん。

セリフがない場面でもまるでセリフがあるかのような心情表現が本当にお上手で、存在感を出せるのはさすがです。

一瞬の場面なのですがヒロインのお母さん役でのインパクトもすごい!


欲を言えば夏月さんはじめ、蓮つかささんや結愛かれんさんなど、実力ある人達をもっともっと活かした役が沢山あれば良かったなぁもったいないなぁ…とも感じましたが、再演物の作品ですから仕方ないですね。


その分、若手が経験を沢山重ね、これから実を結んでひと皮もふた皮もむけていくのだろうな、とも感じる公演でした。


共に観劇した友人は、風間柚乃さん彩海せらさん若手コンビに大喜びしていて「わかるーわかるー」と語り合って共感しまくりであります。

すごくお芝居の相性良さそうなお2人よね。

月組にようこそ、彩海さん!



というLIVE配信以外では、約1ヶ月ぶりのリアル観劇。


共に観劇した珠城りょうさんファンのヅカオタ後輩とも会うのが8月以来でしたので

懐かしくて、嬉しくて、テンションあがって眠れませんでした:)


あー楽しかった!!