いやー泣いた泣いた。
LIVE配信でも泣いちゃうのだから劇場にいる退団者ファンの皆さんは号泣でしょう。

思い入れのあるトップスターさん退団は寂しくてたまらないです。
なんでこんなに寂しいのだろう…?と自問自答したら
「就任から退団まで見続ける初めてのトップさんが珠城りょうさんだから」なんですよ。

プレお披露目の『アーサー王伝説』とか私が応援している男役さんとの絡みも多かったうえに
友人が宝塚友の会で東京初日(本当の本当に珠城さんのトップスター初日の公演なの!)最前列当ててくれてすーーーっごく思い出のある作品。

ですのでサヨナラショーのセットリストに歓喜の舞です、泣。

あの日から今日まで珠城さん率いる月組を楽しませていただきました。
まだ東京公演もあるけれど夢の時間をありがとうございますと伝えたいです。




お芝居の舞台は南北朝時代。
鎌倉時代から南北朝時代に活躍した武将・楠木正成の息子たち、正行、正時、正儀三兄弟を軸に描かれた作品です。

勇ましい武将・正行役での退団公演は珠城りょうさんにぴったりでした。
弁内侍、美園さくらさんの繊細な心情表現も素晴らしかったです。

歴史物は結末を知っているだけに、悲しみを抱きながら観ることにはなりますし
退団公演という意味合いも重なって涙涙の感動作でした。
月組全員が適材適所の傑作だったので演出家・上田久美子先生ありがとうございますと伝えたいです。


ショーはとにかく「みたかったものが観られて大満足ーー!!」の王道構成なので体感5分。
あー楽しかった。

大劇場公演ももっと沢山観に行きたかったけれど、まぁこのご時世なので仕方ないですね…。
緊急事態宣言が発出されているなか、休止することなく千穐楽まで駆け抜けられただけでも喜ばねば。
また東京での月組観劇を楽しみに生きます!!