ご縁がありまして先日、元フィギュアスケーターで現在、國學院大学人間開発学部健康体育学科助教である町田樹氏講演会の司会を務めさせていただきました。

来春には、町田樹氏が振付自演した映像集Blu-ray発売のサプライズ発表もあったのです。(詳しくは公式サイトをチェック!)




いやーー嬉しいこと驚いたこと緊張したこと…
そんな感情がいっぱいの講演会司会日でした。
フリーアナウンサー人生で忘れられない日になったのでその記録。
(↓画像掲載許可はいただいております)




まず、嬉しかったのは
町田樹氏の講演会に携われたこと。
そして小さい頃、愛読雑誌でしたクラシックバレエ専門誌『ダンスマガジン』発刊社である新書館の主催会とご縁ができたことです。


バレエ経験者なら知らない人はいないであろう老舗雑誌『ダンスマガジン』から派生して『ワールドフィギュアスケート』が誕生したと聞いて驚きました。

あーー小中学生の自分に伝えたいなぁ…。
『ダンスマガジン』に載るようなバレリーナにはなれなかったけれど、新書館さんとお仕事できるようになるよって:)
ビックリするだろうな。


そして今回、オンラインではなく対面の司会進行というのが約9ヶ月ぶりでしたのでとっっっても緊張していたのです。
登壇者、町田樹さんとファンの皆さんの熱い思いや
『ワールドフィギュアスケート』創刊20周年記念特別企画という新書館にとっての意味などを汲み取ると
講演会数日前から緊張して、緊張して、自分を追い込みまくりました、苦笑。
滞りなく会は進行できたので、ホッとしております。
(スクリーンのトラブルは町田さんの機転で乗り切れましたね)




今回のお話を受けてから町田樹さんのこれまでのスケーターとしての動画を改めて見て
『ワールドフィギュアスケート』のインタビュー記事なども読みまして
引退後の著書を拝読して思ったのは
振付、選曲、衣装、その競技大会やアイススケートショーへの思いなど、細部まで考え尽くされた【芸術作品】でとっても深いのだな…ということ。

スポーツとアートの二元性の中で戦ってきたスケーター町田さんの姿勢と
現在も研究されているアーティスティックスポーツへの追求心に感動しました。
引退時ご挨拶にて残されていたメッセージ「フィギュアスケートをブームでなく文化に!」を実行されていく熱量がものすごい方なのですね。


特に町田樹さんの軌跡をまとめた『そこに音楽がある限り』(新書館)が面白くて
衣装の金麦にどんな意味があるか、とか
作曲家や作詞の背景や意味も反映して振付している、とか…いやーー面白い!!
写真も解説もいっぱい!! 
濃い内容だわ。

新たに意味知ってからそれを踏まえて競技選手時代、プロスケーター時代の作品動画を再び見ますと面白さが倍増です。


公式サイトの【プログラムアーカイブ】をご覧いただくと、こちらにも作品へ込めた思いや詳細がありますのでまだ見た事がない方は是非!

バレエや宝塚など舞台鑑賞が好きなのもあって、衣装・曲・振付・照明などにも全て意味が込められているのだっていう点に興奮しちゃいました。
(このテンション、宝塚ファンの皆さまならお分かりいただけますよね?)
スポーツでありながら芸術でもありますよね、フィギュアスケートは。




新型コロナウィルス流行により競技会もアイスショーも例年のようには開催できない状況ですが、再開したらテレビでも雑誌でも会場でも応援してゆきたいものです。
(横浜でのアイスショー鑑賞以来ここ5年ほどは生で見られていないのですが…)

関係各所の皆々様、お客様
ありがとうございましたー!!
町田樹さんの更なるご活躍もお祈り申し上げます。


早坂の上がったテンションがおさまらず、長い文章になってしまいましたが最後までブログをお読みいただきありがとうございます。