東京宝塚劇場月組公演『I AM FROM AUSTRIA 


はいはい東京公演始まりましたね。
12月になって街中もクリスマスムード高まる中、劇場内エントランスもウィーンの国旗カラーが装飾されたクリスマスツリーが飾られています。


今作品は、赤や緑、白、ゴールドとカラフルな衣装や煌びやかな舞台装置の四つ星ホテルが舞台なので
ちょうどクリスマスシーズンに合っているようにも見えました(スカステで美園さくらさんがこのお話されていて、あぁなるほど!と。)


ムラ(本拠地・大劇場)よりも手拍子が裏打ちで統一されていたし、マッチョマッチョの手拍子も曲に合わせてて一体感あったなぁ。
幕開き一気に華やかになるセレブ客登場のプロローグと、大団円となるエンディングが大好きで久しぶりに生で聴けて月組ファンとして幸せな気持ちになれました。


月組ファンの友人がオーストリア人なら知らない人はいないというほど有名で、第二の国家とも言われているI AM FROM AUSTRIA 』の原曲歌詞を検索してくれて教えてくれたんです。
オーストリアの歴史やルーツ、故郷への想いが込められていて「コウノトリ」という“遠くから来た者”の象徴も出てきています。
宝塚版はきっと日本人にわかりやすく訳して曲に充てているのでしょうね。
受け取る印象は、全然異なったものでした。
直訳歌詞、宝塚版歌詞、両方の想いを捉えつつ観る度に深められたらいいなと思います。


あー楽しかった!
笑いも沢山起きていて出演者の熱量もパワーアップしているような気がしましたし
何か色々あっても「だってミュージカルだもんっ♫」と台詞どおりのコメディタッチな描き方をされている点が宝塚版のこの作品を気楽に楽しめる良い所かなと思います。

ステキな舞台をありがとうございました!