観劇後、友人宅でサンテ。
やっと宝塚花組公演『祝祭喜歌劇 CASANOVA』を観られました。
いやーオシャレな作品！
ストーリー（生田大和先生）音楽（ドーブ・アチア氏）衣装（有村淳先生）、どれもオシャレで目も耳も心地よくて、幸せな気持ちになれるハッピーエンドでした。
フィナーレの男役群舞カッコいいなーと観ていて、後に確認したらやっぱり振付担当が御織 ゆみ乃先生だった。さすが…御織先生のダンス好きです。
ただ時々、月組作品『All for one 』かな？っていくらい重なる場面がありましたが（仮面舞踏会とか『うじ虫』の台詞とかとんまな官憲（護衛隊みたい）とか仮面劇に主人公紛れているとか）
それにしても花組→月組という公演順番ですから、千人もの女を抱いたジャコモ・カサノヴァ → お通への想いを秘めて天下無双を目指し修行に励む宮本武蔵ってこの宝塚作品の振り幅すごいですね、笑。
花組の人気トップスター明日海りおさんが稀代のプレイボーイ・カサノヴァ を演じることの説得力よ！
あー素晴らしかった。
美しくって色気もあって、出逢う人皆を魅了するという点ではとってもお似合いの役ですね。
明日海さんが演じると軽薄に見えず上品なプレイボーイになるからさすがだわ…。
その明日海さんに憧れて宝塚を目指したとよく公言されている、凛乃しづかちゃんが作品中でもカサノヴァ にうっとりする場面があり、（良かったねぇ♡素のしづかちゃんが出てるねぇ）とにやにやしてしまいました。
可愛かったです！
そしてトップ娘役の仙名彩世さん。
宮城県名取市出身、首席で音楽学校を卒業し歌劇団入団された実力派の仙名さんが今作品で退団されます。
仙台放送ニュースでも取り上げたので思い出がある方なのですよ。
鈴のような軽やかな歌声でドレスの着こなしも綺麗で、卒業に向けて益々輝いていました。
髪飾りやアクセサリー、鬘もセンス良くってこだわりを感じるものばかりで、まさに彼女の集大成といえる作品だなぁ…。
（余談ですが花組娘役って皆さん髪飾り、鬘のチョイスがお上手よね。可愛い♡がいっぱい）
退団後、是非コンサートやったり東北で何かをやったりしてほしいな、なんて勝手ながら思ってしまいました。
退団は寂しいのですが、おめでとうございます。