先日新年初、近藤英恵センパイとの観劇日だったのですが
英恵さんって楽しい瞬間を切り取るのがお上手だしお好きだから、自然体に撮ってくださる先輩です。
この日もいつの間にか私のふとした一瞬を。


調子に乗ってTwitterアイコン、これに変えちゃった。
斜め下を向いている!
輪郭誤魔化せている!
良き!
英恵さんありがとうございます。




そうそう英恵さんとも宝塚月組『ON THE TOWN』観てきました。楽しいひと時を分かち合えて嬉しかったです。


『ON THE TOWN』ってメインの3カップルが圧倒的に台詞も膨大で登場時間も長いのですが

月組生が要所要所で、ある時はニューヨーカー、ある時は水兵、ある時は労働者、ある時はナイトクラブのショーガール、ある時はお店のお客さん・店員さん、ある時は地下鉄の乗客、ある時は原始人(!?)……などなど

「きっと早着替え大変だろうなぁ…」と観劇を趣味とする人なら楽屋のドタバタがなんとなくわかるであろう月組生みなさんのの奮闘ぶり!

しかも細かい芝居をそれぞれが舞台の端っこでも後ろでも繰り広げているから、目が足りないのですよ。
全員が活き活きと一丸になって新トップコンビを盛り上げようと作品に向き合っているムードが伝わってきます。
まさにオールフォーワン、ワンフォーオール。
(あれ、贔屓目すぎる???いやそんなことないですよね)


その中でも
夏月都さん演じる声楽教師マダム・ディリーが、インパクト大。
赤い髪でグリーン色の縁のメガネ、オレンジのカーディガン紫のスカートとぶっ飛んだ見た目な上に
歌のレッスン中も常にお酒を飲んでいるようなアル中気味なエキセントリックな女性で
でも決して度が過ぎた演技ではなく
作品に刺激を与える存在として、さすが上級生といった役割を果たしていたのが印象的でした。
マダム・ディリーがアイヴィ(美園さくらさん)と共に高音の発声練習をするとき、毎回毎回よくあれだけの声量で響かせられるなぁ…と驚くほどなのですよ。
喉を痛めず、調子を整える方法を知りたい。


そして私は千海華蘭さんのセンス抜群で確かな技術を持つダンスが大好きなので、バーンスタインの名曲(変拍子でとても難しいとのこでしたが)にのせて踊る姿を沢山観られてとっても嬉しいですし
二幕ではコニーアイランドのナイトクラブ歌手を怪しげに、ちょっと胡散臭くさも醸し出せてしまう上手さが面白いです。
あと珠城りょうさん演じるゲイビーと様々な場面で会話して絡んでいるのもファンとしては楽しめるポイント。


晴音アキさん麗泉里さんのナイトクラブ歌手も、真面目にあの歌詞を上手い歌唱力でこなすからこそ笑いを誘うし(なぜ笑える場面なのかは観劇しないとわかりませんね)
キュートで色っぽい結愛かれんさんは各場面のダンスナンバーで目を引く上手さで
皆さん一人一人が持ち味を発揮されて、存在感を出されているのがこの作品の良いところかなって思いました。

KAZUMI-BOY先生の振付 もカッコ良いしね。



あー楽しかった!
この日も英恵さんと過ごす時間は面白くって新年初大爆笑です。