映画で有名な『レインマン』の舞台版。
新国立劇場へ行ってきました。
おめあては、藤原竜也さん。

どんな役にも染まる役者としての藤原さんが好きなのでこれは観ておかないと!と当日券で。


心にしみる作品でしたし、ラストはやはり涙が自然と溢れてきました。


藤原竜也さん演じるチャーリーは、台詞量も膨大ですが色んな感情を躍動的に表現されていて魅力的です。

また声が素敵なんだよなぁーーー独特の声質、でも客席までよく通る鍛えられた発声で聴いていてノーストレス!
映画やドラマも素敵ですが、舞台上の藤原竜也さんが好きだなぁ。


そして椎名桔平さん演じる障害を持つ兄・レイモンドは愛らしく、そして繊細な演技で引き込まれますし、作品上、チャーリーが引き立つのはこのレイモンドの存在あってこそなのだなぁと改めて思いました。


宝塚出身の安蘭けいさんも出演されていて、心の器が大きな包容力を感じるチャーリーの彼女役…とてもお綺麗です…。



そうそう、舞台装置の転換がすっごくお洒落だったのも特筆すべき点でしょうか。
[ 魅せる転換 ]という演出で、洗練された印象です。
下画像、ロビーに舞台装置のオブジェが展示されていました。
役者さんとかこれを見ながらイメージアップしてお稽古に臨むのかしら。



ところで、昨日宝塚歌劇団、月組次期娘役トップが発表されましたね。




美園さくらさん、就任おめでとうございます!
ガラッと雰囲気が変わりますねぇ。

今のトップコンビも大好きですが
新たなコンビはきっと新鮮な風を吹かしてくれるでしょうから、年明けの新コンビお披露目も楽しみです。

美園さんといえば2018年月組博多座公演『長崎しぐれ坂』で精霊流しのお祭り場面。
ソロで長いこと歌っていらして、世代よりも大人っぽくて&透き通るような歌声が印象的でした。


更に来年の新コンビ・プレお披露目公演  『ON THE TWON』  って数年前、青山劇場でトニセンが出演されていたブロードウェイミュージカルなんですよ。
当時私は観劇できなかったのですが、友人が「めっちゃハッピーコメディ作品で楽しいよ」って力説していたのが印象的だったので、期待大!
次から次へと楽しみをもたらしてくれるから、宝塚って素晴らしいです♡
(結局こんなオチ)