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宝塚雪組東京公演。

下画像、公式サイトのポスターより。
今回はポスターのトップコンビお披露目公演です。

お芝居は、宝塚歌劇の為に全曲を書き下ろしたフランク・ワイルドホーン氏の音楽の素晴らしさを体感でき、トップコンビの歌唱力に圧倒された1時間半でした。

ショーは、上の画像青いポンポンを使ってお客さんも参加型場面もあったり、新たな門出に相応しい明るく賑やかな作品です。


いやーどちらも、一言でいうと
演出家の先生がたのこだわりがぎゅーーーっと詰まった仕上がりで、思わず観ている方はニヤッとするような演出が多く
宝塚ファンならば「溢れ出る感想が止まらない」という感じでしょうか。


場面ごとに、「あれは○○っていう意味だよね?!」って語り合いたくなります。笑。(←この「笑」を付けたくなるほどなのは、観た方なら分かりますよね?)

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お芝居は、フランス革命後のパリを舞台に革命家・マクシミリアン・ロベスピエールが主人公。
彼がなぜ【恐怖政治に至ったのか】を宝塚オリジナルストーリーも加筆されていますが
基本は、史実に沿って描かれています。


時代背景からわかるように決して明るい内容ではなく、多くの人が処刑されていくし
ラストはロベスピエールも粛清されてしまうわけで

お披露目公演のわりには、救いがない登場人物たちばかりの、観劇後は悲しみが広がる作品だなと感じました。
フランス革命期ですからそれは仕方ないのですが…。



ただ、それはトップコンビはじめ雪組の繊細な演技力あってこその感想。
新トップスター望海風斗さん真彩希帆さんは歌唱力に定評のあるお二人ですが、私は《説得力のあるお芝居》をされるトップコンビだと思います。


これからの新生雪組がどんな世界を見せてくれるのか、楽しみになりました。

ショーの感想はマニアックすぎるから割愛します、笑。
野口ワールド全開で、圧倒されつつニヤニヤしてしまう…。
そんな二幕でした。