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映画『ダンケルク』

世界史が得意な方はよくご存知であろう第二次世界大戦における「ダンケルク」での出来事。



日本史もあやふやな私は世界史に触れた記憶がほとんどなく(正確には習ったはずなのに忘れているのだと思う…)
事前にワーナーが公式で配信している林先生の解説動画で勉強をしてから映画を見ました。




↑ね?分かりやすいでしょ?

ドイツ軍に攻められた英仏軍40万人の脱出作戦なのですが、その壮大な作戦…史実だというから驚きます。

そしてこの作品、見た後に知って驚いたのがCGがゼロ。

え?あの爆発も?
空軍の攻守も??
すごい…。



映画内では歴史的背景の説明も、ドイツ軍の登場も一切ないので
とってもシンプルな描き方をした作品です。


自分の舟を勇猛果敢にダンケルクに向けて航行させるイギリス紳士が印象的だったな…。
《ダンケルクスピリット》という言葉が生まれたのは、あの紳士の様な自国の兵士を助けるために動いた民間人の勇気ある行動があったからですよね。
空軍配属された長男を亡くした紳士という設定でしたが、哀しみを知る者の強さを感じました。


娯楽映画というよりは、歴史勉強映画だと思います。そういう意味で興味深い作品です。
戦争映画ですから「面白い」とは軽々しくは言えないのですが。