【ファンドレイジング日本2016】全てのプログラム終さました。
運営スタッフ、ボランティアの皆様、参加者、登壇者の皆様お疲れ様でした。
60ものセッション(講座のこと)が開催され、参加費さえ払えば朝から晩までファンドレイジング関連のことを学べる大会です。
NPO法人、一般社団法人、公益財団法人、社会福祉法人、県や市などの自治体、企業、大学……
多くの方が参加したり、登壇したりしていた熱い熱い雰囲気でした。
私も司会をしながら寄付やファンドレイジングについて考え学んだ二日間。
去年も総合司会を担当させていただいたときに思ったのは
「日本に寄付文化が広まらないのは何故だろう?」
ということ。
クラウドファンディングて有名な
一般財団法人ジャパンギビング の代表理事・佐藤大吾さんが今回セッションで
「寄付大国イギリス、アメリカも日本も一人が一回で寄付する平均額は、約3000円というデータがある」
と教えてくださいました。
なのに、集まる金額はイギリス、アメリカと日本はケタ違い。
人口差もあるものの、圧倒的に「寄付するイベントや催しの数」が異なるようです。
日本で寄付といえば、赤い羽根共同募金とかベルマークくらいですもんね、一般的に。
未だに「クラウドファンディングってなに?」という人は私の周りに大勢います。
面白いのが、ボランティアスタッフのお一人が
『普段こういった業界の人と触れ合っていると、寄付や社会貢献が当たり前だけど
一般的には違うんでしょうね』
と話していました。
うん…そうですねぇ。
常日頃から寄付や社会貢献について考える人もいれば全く考えない人もいるでしょうね。
どこに寄付したらよいか?とか
支払い方法は?とか
リターンはあるのか?とか
そもそもめんどくさいし、自分の暮らしで精いっぱいとか
寄付は壁が高いと感じる人もいるようです。
それをパッシングするのではなく、『寄付をしない・慣れていない人の心をどう動かすか?』が各団体は課題のようです。
上の画像は、昨年ファンドレイジング大賞を受賞した
ほぅなるほどと思った格言が
「クラウドファンディングは、どぶいたファンディングだ」
「ファンドレイザーはひとつなぎ仲人だ」
「心が動けば身体が動く」
でした。
どんな活動をされている館長さんかは、リンク先をご覧ください。
とにかく子供たちのため、地域のためというパッション溢れる講座なうえに
多田館長のトークが面白くって受講生は笑いの渦でした。
さて、学ぶだけではなくこんどは自分が何をするか、ですね。
社会のため
日本のため
世界のため
地域のため
未来のため
正直、私はそこまでパッション高くないかもしれないけれど(正直すぎる?笑)出来ることはありそうです。
さぁまずはどこに寄付をしようかな?
これも被災地ボランティアと同じですね
【出来る人が、出来るときに、出来ることを】
以下、記録です。
【第7回 ファンドレイジング大賞】
大賞→→ NPO法人ノーベル
特別賞→→ 社会福祉法人大阪ボランティア協会