映画『僕がジョンと呼ばれるまで』
アメリカの介護施設で認知症を患う高齢者にトレーニングをしてもらい、どのような変化があったか…
を描いた作品。
【脳トレ】発案で知られる東北大学の川島隆太教授が関わっています。
淡々と、四人ほどの高齢者にスポットを充ててその過程をドキュメンタリーで見せている映画。
いやー半年で、高齢者がものすごい変化!
計算や読み書き、数字ゲームをすることが
ふさぎ込んでいたり、表情がなくなっていたり、会話にならなかったおばあちゃん達をこうも変えるのか!
という驚きがあり、映画館のお客さんも「おー」とか笑い声が起こるほどでした。
もちろん、川島教授が発案したトレーニング「だけ」での変化ではないかもしれませんが
何らかの変わるきっかけ、を与えているのは分かります。
編み物が編めるようになったおばあちゃん、、、家族の涙にぐっときたな。
前半、後半でおばあちゃんの表情が全く異なります。
我が家は誰も認知症ではないので、その介護の苦しさ、家族の悲しみは語れません。
ですので、現在進行形でおばあちゃまの介護をしている友人に映画チケット贈ることにしました。
またきっと違った視点での感想があることでしょう。
誰もがなりうる認知症、について向き合ってみませんか?
暗いだけではなく、明るい希望も描かれた映画です。