スピーチ講師という業界に歩みだしてから
講師業を生業とするする方々と知り合う機会が増えます。
で、その知り合った講師業の方のブログを拝見すると
専門知識や、アドバイスが沢山盛り込まれているので
大変面白いです。
・心理カウンセラー
・社労士
・婚活コンサルタント
・イメージコンサルタント
・パーソナルトレーナー
・マナー講師
それぞれのジャンルの常識・非常識を知ることが面白いです。
と、同時に、「○○はＮＧですよ！」
というような、しちゃいけないＮＧ集もあるのです。
どの業界の方も、強い想いをお持ちの方が多いので
ついつい
「○○はＮＧですよ！」
と書きたくなるのですよね。
私もよーーくわかります。
スピーチ関するＮＧを、ついつい書いてしまいます。
日常会話も、スピーチセミナーの良い実験材料になるので
友人、知人、店員さんとの会話、全てが勉強です。
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先日も、日常会話のＮＧに出くわしました。
テーマは
【異なる世代の人との会話】
です。
ＮＧの代表ともいえる「女性の年齢」
に触れる年下の女性に出会いました。
彼女は、２２歳。
大学４年生で、まもなく卒業。
卒業後は、タレントやダンサーとして活動したい！
と夢いっぱいの女子大生でした。
１０人ほどで、始めはにぎやかにお食事をしていのですが
周囲の女性たちが、一斉に引いた一言がこちら・・・。
【私、もう２２歳なので、もうけっこう歳いっちゃてるじゃないですかぁ・・・】
早坂は、爆笑しました。
「これだけ堂々と、ＮＧワードを３０オーバーばかりの年上の女性を前に言えるなんて、肝座っているな・・・」と。
周りの女性が皆、笑顔が消え
「は？どういうこと？喧嘩うってるの？」
と、２２歳の女子大生を睨みはじめます。
（そりゃ、にらむよね・・・。
カチンとくるよね・・・。
この子は、どう対処するのかな・・・。）
と早坂は様子をみます。
すると女子大生は、凍りついた雰囲気に気付いていないのか悪びれる様子もなく
続けます。
「大学卒業後、どうしたら有名人になれるのか、悩んでるんですぅ」
ふーーーん。
「まぁ、ガンバって。」
もう皆、これしか言えません。
たしかに、「タレントを目指す」女子大生からすると
２２歳、という年齢は、芸能生活をスタートするにはちょっと遅いかな、という印象です。
ですから彼女も
「将来の夢があるけれども、焦っているんです」
という意味で、【歳いっちゃってるじゃないですかぁ・・・】発言を、したのだと思われます。
ただ、たとえそれが事実だとしても、ＴＰＯに適していいない一言でしたね。
先輩女性たちの
「後輩を応援しよう！」
という気持ちが、瞬時に消えたことがわかります。
もったいないですね、たった一言で。
２２歳の女子大生は、たった一言で年上女性を、全員敵に回したわけです。
でも、もしＴＰＯにあわせられる一言を発していたら
「よし、後輩を応援しよう！」
と思わせることもできたはずですよね。
いかがです？
一言の重み、感じましたか？
深いですね。
トークって。
皆さんも、コミュニケーション能力を高めたいのであれば
【異なる世代の人との会話】
に留意してみてください。
年上との会話
年下との会話
異なる世代との会話は難しいけれど、人間関係を豊かにするために
大切なことです。
それにしても、多くの女性がカチンときた時の空気・・・。
あー怖かった。
まぁ早坂もちょっとカチンときましたよ。
はは。