「か」の妖怪 | makijackの場所

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  個人的メモ的なブログです。

さてさて、また妖怪紹介ネタですが、今度は試行錯誤せず、フツーに要点まとめます。



金の神の火(かねのかみのひ)
九州天草とか愛媛怒和島に出たという怪火。まんまるらしいよ。
これと力比べして勝つと大金持ちもなれるとか。いいねぇ。
小判のいっぱい詰まった棺をくれたなんて話も。←かなりはしょりました。



甕長(かめおさ)
古くなった甕が妖怪化したもの。いわゆる付喪神の仲間でしょうかね。
こういう付喪神系の話は中国にもあるそうだよ。



川獺の化け物(かわうそのばけもの)
金沢の城のお堀に利を経た人をたぶらかす川獺が棲んでいた。
綺麗な着物を来て男をたぶらかし、殺しちゃって性器も取っちゃって死体の傍らに置いて去ったという話も。
こわいね。



桂男(かつらおとこ)
月の中の隈はウサギさんじゃなくて桂男!ショッキングです。
月をじーっと見ているとその桂男が動き出して手招きする。それで招かれたものは寿命が縮むとか。


鍛冶媼(かじがばばあ)
土佐に残る話は、鍛冶屋の妻が刀の代金を受け取りに出かけたとき狼にかみ殺され、その妻の無念が狼に乗り移り妖怪になったというもの。
通るものを食い殺す白毛の狼を退治したら、人が襲われることもなくなったそうです。
兵庫県に残っている話では、ある男が山を通ったとき、狼がいっぱい出てきたので木の上に逃げた。すると、どんどん狼が肩車しあって高くなってトーテムポールみたいになったので、一番上の狼を切りつけたら狼トーテムは崩れた。
それで山を降りて村を通ったら、ある家で大騒ぎ。聞けば、ばあさんが山で大怪我したとか。これも鍛冶媼(かじがばばあ)の一種かな?




「か」で始まる妖怪、まだいます。

すごーく多いです。