「い」で始まる妖怪、7連発、行きませう。
一本だたら(いっぽんだたら)
和歌山熊野に今もいるという(って本に書いてあるよ)1本足で一つ目の妖怪。
足の大きさは30センチくらいあるらしい。雪の上に大きな足跡を見つけたら、一本だたらだよ。
雪にまつわる妖怪はいろいろいるけれど、これは親分格ってなんかで読んだことあります。
井守(いもり)
爬虫類のイモリにも似てます。井戸を守る井守。井戸で虫だのを食べて水をキレイにしているからかな?
井守のエピソード、とっても長いんだけど、簡単に言うと、戦乱で死んだ兵士の魂が井守となって井戸にうようよいて、丁重に祀ったそうです。
めちゃめちゃはしょりました。気になる日とはググって。
いやみ
あの、シェーってやる奴ではありませんよ。
仙台の城下に出た妖怪で、後姿が美しくて声をかけると爺さん顔っていう妖怪。
あれ、この妖怪、今でもよくいるよね!←失礼ですよ。
一反木綿(いったんもめん)
これ、超有名だね。鬼太郎に出てくる一反木綿はすごいおっとりしてていい人(人じゃないが)だけど、鹿児島に伝わる一反木綿のお話は、結構怖いです。
人を襲います。ひら~とさりげなく現れて、人の首や顔に巻きついて殺してしまうことも。
水木センセイのおかげでかなりイメージアップされたんぢゃないかと思うおいらです。
以津真天(いつまでん)
飢え死にしかけている人を放置して見殺しにしてしまうと、その人が死んでからなるという妖怪。
妖怪となって、見殺しにした奴に付きまとう。いつまでもいつまでも…。
悲しい妖怪です。
イジャロコロガシ
ぜひこれは、本(下に紹介します)で絵を見て欲しい。
おいら、南キャンしずちゃんに似ているなぁと思うんだよ。インパクト大の妖怪です。
その見た目のインパクトに比べ、やることは地味です。
イジャロ(ざる)の状態で転がってきて、人の前にくると人間の姿になる。え?なんで?みたいな妖怪です。
器物の妖怪と聞くと、付喪神(つくもがみ:つくもとは九十九のこと。器物は100年経つと妖怪になる)みたいだけど、人型に変わったりするのは面白いね。
一本足(いっぽんあし)
これもエピソードが細かいな。簡単に紹介しようかい。
猟師に撃たれた
背中に笹の生えたイノシシが猟師に撃たれて死んでこの妖怪になったそうな。
そして東熊野街道で旅人をとって食った。怖いね。
再度紹介。
この本を読んでいるよ。
- 図説 日本妖怪大全 (講談社プラスアルファ文庫)/水木 しげる
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妖怪検定中級テキストになっています。
すごい分厚くて大変;;