「い」の妖怪 | makijackの場所

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  個人的メモ的なブログです。

妖怪ネタ、楽しくなってきたー。

かなり自己満足なシリーズ、まだまだ続くなり。




板鬼(いたおに)

1枚の板が8尺(2.4メートル)くらい伸びて飛んで、寝ている人々を襲った。

板の形の妖怪か、それとも鬼が化けたものか。

とにかくいかなる時も太刀を持って立ち向かう準備をしてないらしいよ、サムライは。大変です。



岩魚坊主(いわなぼうず)

岐阜県で昔、毒もみ(山椒の皮の汁を川に流して浮いた魚を獲る漁)をしていた村で若者が集ってたら、坊主がやってきて毒もみはしてはいけないと熱心に説く。

食べ物などを振る舞い「もうやめますよ」とか適当に言って帰らせた。

そのあと、そんな約束など守らず毒もみをしたら大きな岩魚が獲れた。腹を割くと若者達が振舞った食べ物が出てきたよーって話です。

岩魚さんだったんですね;;



遺念火(いんねんび)

因縁火とも書くらしいよ。怖さ倍増だね。

この火はあまり動き回らなくて、ほとんど決まった場所に現れる。2人連れに見えるとも。

沖縄では亡霊のことを遺念と言うそうで、この遺念火にまつわる話も多いそうですよ。



いしなげんじょ

九州地方に出た妖怪で、この言葉も方言だって、意味はよく判らない。

海に出る妖怪で、梅雨のジメジメした霧深い夜に漁に出ると岩が崩れるような音がしたりするんだって。で、翌朝行ってみても何も起こってない。

「石投げ」という解釈もあるみたい。この辺が語源?



異獣(いじゅう)

これ、好き。飼いたいです。

猿のようだけど猿でもない毛の長い人間よりちょっとデカイ獣。焼き飯ダイスキ。焼き飯をあげると荷物を持ってくれたりするよ。

かわいいな。可愛いけど、すごい速さで山を走ります。

新潟に出たらしいです。捕獲したいwww



磯女(いそおんな)

九州各地で語られる胸から上が人間で下はヘビみたいな長いやつおなごです。

船を襲って長い髪の毛を使って人間の生き血を吸います。吸われた人は死んじゃいます。

そんな磯女から身を守る方法は、漁師の家の屋根の藁を3本持っていくといいらしいよ。



井戸の神(いどのかみ)

昔の家には神様がいっぱいいた。かまど神とか便所の神。

井戸にも神様がいて、正月には井戸にも注連縄をしたとか。

井戸の神様を怒らせると水をにごらせたり病気を流行らせたりする。これはつまり、井戸の神様を怒らせないよう井戸にいたずら(井戸になんか投げ込むとか)するなよっていう戒めなのかなとふと思ったけど、どうよ?

ま、余談が入ったけど、美人の召使が水を汲みに来たのをみて、釣瓶にしがみついて上に上がって来て、美人を井戸の中に連れて行っちゃった神様もいたとか。あらまぁ!




まだまだまだまだ続きまっす。

すまんちょ。