まだまだ続くよ、妖怪ネタ!
油すまし(あぶらすまし)
謎が多い妖怪。ただ、結構出たがりさんなんじゃないかなって思ってる。
熊本県天草に残るお話はね、「この辺に昔、油すましと言う妖怪が出たらしい」とか話していたら、「今でもいるぞ!」って出てきたという話。
これで出てきてくれるなら、呼びますよ、おいらも。
で、何をする妖怪なのか、すましってどういうことかよく判らないらしいけど、結構可愛いなぁと思う妖怪のひとつです。
雨女(あめおんな)
「ちょっと、誰が妖怪よ!」って怒る人がいそうな名前の妖怪ですね。
妖怪というよりは、雨の神に近い神聖なものみたいですよ。昔の書物「百鬼夜行」に書かれているそうだから、大丈夫(なにが?)
雨ふり小僧(あめふりこぞう)
雨を降らせる神様、雨師(うし)に仕える子供の妖怪。
提灯を持ってて、柄のない傘をかぶっています。
雨ふり小僧の傘を無理矢理奪った男が帰宅後傘を取ろうとすると頭から離れなくなってしまったなんていう話もあるそうだから、小僧ちゃんに出会ったら意地悪しないでね。
「魚をやるから雨を降らせておくれ」ってお願いすると願いを叶えてくれるらしいです。魚用意!
灯無蕎麦(あかりなしそば)
東京の本所七不思議のひとつで「消えずの行灯」とも言われていて、とても寒い冬の深夜に現れる。
寒いところ歩いてたら、そばの屋台が見えるので近づいてみると誰もいないの。いたずらかと行灯の日を消してしまうとその近辺に悪いことが起こるとか。
人の姿をしていない霊というか心理的な妖怪だって。
足長手長(あしながてなが)
これは運命の出会いだよね。足が長すぎて(約6m)不便な足長が、手が長すぎて困っている手長と出会っちゃって、ひとつの妖怪になりましたー。
好きな妖怪のひとつですよ。
九州に残るお話では、足長が出ると天気が変わるそうですよ。
実はまだ「あ」が終わりません。
「わ」に辿り着くのはいつのこと!?