終演。 | MAKIE NAKAYA OFFICIAL BLOG
色々あったものの
無事に、「Historia de DonQuixote~夢がある限り」終演。

三浦ドンキ、やはり凄かった。
夏の公演では相手をしてたので
掛け合いが楽しかったという方が先行だったけれど
客観的に見た今回、
やっぱり凄かった(笑)

最後、役人に連れていかれてしまうドンキ。

その時の、あの三浦さんの顔!
あれは確実にセルバンテスだった。
セルバンテスに会ったことないけど
あれは絶対にセルバンテスだった。
三浦さんとは、もう、かれこれ16年のお付き合いだけれど
初めてカッコイイと思ったかもしれない(笑)
普段あんなにオジサンなのに(笑)
役者って凄いなぁ。


終演後、急いでマイクをはずして
楽屋に戻って写真撮ろうと思ったら
貴絵(6期)がまだマイクをはずしてなかったので
マイクはずし待ちの間
夏美(10期)によるアントニア撮影会(笑)
望まれてもいないのに、色々ポーズ撮るアントニアな真希枝。

最初はおすまししてたのだけど
 

こうなり
 

こうなり
 

アントニアが絶対しないポーズで!と言われ
こうなって
 

振りかえりショットというどうでもいいポーズに(笑)


 
真希枝アントニアは
芯がしっかりしていて、きちんと主張の出来る女性。
で、ちょっと気が強い、キハーノ(ドンキ)の唯一の姪。
時代に似つかわない、凛とした女性。
(そうして、と演出家の指示により 笑)
そもそも、こんなに満面の笑みを湛えるシーンはなく
どちらかと言うと、怒りとか嘆き方向のシーンばかりでした。


そして、貴絵がマイク外し終わり
もう一度衣裳を着てもらって
 

貴絵は娼婦、宿の女主人、魔女、と色々演じていましたが
この衣裳はラストシーンの
キハーノ家の使用人。
娼婦の時と宿の女主人の時はかなり絡んでたけど
この使用人の時は、
アントニアと使用人、全く絡まず(笑)

でも
 
こんなに仲良し(笑)



ちなみに、原作を御存じの方はお分かりの通り
ドン・キホーテは2重構造(一部3重構造)のお話。
ミゲールが、『ドン・キホーテと名乗って旅に出た頭のおかしい老人・キハーノ』を演じるわけで、映画版では牢屋の中でお芝居が繰り広げられ、囚人がそのお芝居に参加するのですが、TJ版では娼館宿で繰り広げられます。

アントニアは、劇中劇、つまりドン・キホーテの世界の登場人物。
それを演じているのは
娼館宿の新入り、売り飛ばされて来たばかりで馴染めずにいるビアンカ。
↓こちらがビアンカさん
 

だから
真希枝の演じるビアンカが、アントニアを演じる、
という複雑な構造なんですね!(笑)

どちらの役も歌のソロがあって
朝10時からそんな高音出ますの???とかなり不安でしたが
とりあえず、
いつも辛口な照明さんが褒めて下さったので
本当に「とりあえず」ホッと。
あとは、観て下さった人たちがどう感じたか、ですけど


何はともあれ、無事終演出来て良かった。
さて。
お仕事的には、26日に劇団総会と納会。
そして28日に事務所と稽古場の大掃除。
納会と大掃除の順番逆じゃないかと思いますが(笑)、
今年はややゆったりした年末に向けて
もう一仕事頑張ります