「そーいえば、27歳で会社作ったなぁ。考え方も全てひっくるめて若すぎたなぁ」

と、

未熟すぎた当時を思い出しながら、

 

 

銀座『ゆかり〜縁〜』の27歳という若き料理長君が鱧切りを丁寧になさってる姿を見た後、

 

 

葛を纏った「鱧」のお椀を出して頂きました。

 

 

下には「かも茄子」が潜んでます。

 

そもそも「鱧」は、

ウナギ目・ハモ科に分類される魚で、

漁獲した時に大きな口と鋭い歯で咬みついてくるので、

食む(はむ)が変化した呼称と言われてるようですね。

 

でも、

魚へんに「豊」と書く鱧ですから、

 

生命力が強い(豊か)。

卵を相当多く抱く。

料理方法が数多く(豊かに)ある。

美味しく心が豊かになる。

栄養が豊か。

 

という説もあります。

 

そんな鱧のように、

 

 

「鰹」も、

魚へんに「堅」と書いたり、

勝男=かつお

でもあるので、

鱧同様、

漢字からも意味を成してますね。

 

かつおぶしも、

「勝男武士」と書くのが好きな私ですが、

だからなのか、

 

 

鰹って、(いい意味で)、勇ましい感じがするんですよね。

それはさておき、、、
鱧→鰹ときた次は、

 

 

「若鮎」の登場でしたが、

「鮎」は、

魚へんに「占」と書きますね(^^)

 

文字の通り、

占いから生まれた文字のようです。

 

「魏志倭人伝」を紐解くと、

3世紀頃の邪馬台国の女王「卑弥呼」は、

神功皇后と同一人物という説がありますが、

その神功皇后が朝鮮半島の新羅遠征を前にして、

朝鮮遠征が神の意に沿うのかどうかを魚釣りで占ったとか。

 

それで釣り上げたのが、

「アユ」だったそうです。

 

魚で占ったから、

「鮎」という字が生まれたとのこと。

 

ただ、他にも、

秋の産卵期に川の下流へ降りていくことから、

「アユル」(滴り落ちるという意味)とか、

神にお供えする食べ物であることから、

「饗(あえ)」に由来するとも言われてるんです。

 

鮎に関しての説はまだまだ色々ありますが、

長くなるので、

気になる方は調べて下さい笑

 

それにしても、

こうやって由来を知ると、

なかなか面白いですね〜ニコニコ

 

 

漢字の由来や、

豊富な栄養価が頭に浮かんでくると、

 

 

出逢えて良かったと心底思えてきます。

 

調理する側も食べる側も、

自然とありがたみもわいてくるというか。

 

 

無論、魚以外の食材も同じです。

 

自然界と人間が愛をもって結ばれることで美味しい料理ができ、

それを私達は食すことができる。

 

無意識レベルでそこに気づくと、

運良く、

美味しいものに沢山触れ合えてると思います。

 

 

かなり長いブログになっちゃいましたが、

今日から「文月」ですね。

 

そして今日は1日。

 

1日と言えば、

 

 

子供の頃の私が大苦手だった「小豆の日」です泣き笑い

 

小豆の歴史は古く、

日本では縄文遺跡から発掘されている他、

「古事記」の穀物起源神話にも記載があります。

 

その頃から、

毎月1日と15日に小豆ご飯を食べる習慣があったため、

1日と15日は、「小豆の日」にもなってますが、

月の満ち欠けを目安にして、

1日は月が膨らみだす新月。

 

15日は丸くなった満月を祝って、

お赤飯を炊いたようです。

 

というわけで、

7月1日の今日、

 

 

出雲の小豆と出雲の餅米で、お赤飯を炊いてます。

 

 

〜園山真希絵監修弁当〜 

:東京:

https://www.kurumesi-bentou.com/hakkoushokusakka_sonoyama/

 

:大阪:

https://www.kurumesi-bentou.com/sonoyamashita/

 

〜オンラインショップ〜

https://hakkofoods.official.ec/

 

〜コウジとアイ(第8話)〜

https://www.chai-cross.jp/articles/0cb9313a-f7af-4050-8e1e-d2866e1fa473