やっと辿り着きました、

 

 

南青山の神保シェフの新店『JINBO MINAMI AOYAMA』さんに。

 

元々『リストランテ濱崎』さんの跡地だったのですが、

 

 

内装は全く違い、

神保シェフ風(?)になってました(^^)

 

 

お任せコースのお料理も、

 

 

ドリンクも、

神保シェフの拘りが活字からも伝わってきましたが、

お料理が始まると、

尚のこと、シェフの人柄や想いがジワジワ響いてきました。

 

そして、

フォンドヴォーなどのお出汁はもちろん、

料理やコーヒー・お茶類にも使われているお水は、

全て長野県大町市の源水とのこと。

 

北アルプスの山々の自然に濾過された湧き水は、

口当たりがとろっとして、まろやかな味わいで、

そのお水が、神保シェフの料理の大切な土台となっているんだとか。

 

その情報を知ってから料理を頂くと、

より一層ありがたみも感じましたが、

遊び心も満載なんです。

 

 

スターターの「ポルペッティ」には、

豚さんの足跡を模ったキノコパウダーが添えられていたり、

 

 

一見ムースのような前菜は、

「ストラッチャテッラ」の下に、

 

 

発酵トマトが潜んでいて、

神保シェフ流の「カプレーゼ」だったり…。

 

また、

 

 

シェフより、「お豆さん達の声を聴いて下さい」とおっしゃって、

数種の初夏のお豆さん達が集結した一皿と、

 

 

「グリーンアスパラガス」と「フォアグラ」の共演で、

小さなアミューズが終わり、

この辺りで、ソースをパンで拭って食べたくなったので、

パンをオーダーすると、

 

 

とても濃厚なオリーブオイルがお先に登場し、

無類のオリーブオイル好きな私は、

まずスプーンで救って味わってみたのですが、

美味しすぎて、

 

 

お店自家製「米粉パン」と、

 

 

同じく、自家製「全粒粉パン」に思いっきりつけてました🍞

 

パンの酵母は、

 

 

「レモン酵母」とのこと。

 

手の温もりと想いやりを感じます🥹

 

「より良く発酵してるな〜」と、

心の中で感心してました(^^)


その後、

 

 

きちんと整列した魚介達が運ばれてきましたが、

 

 

「海便り」というネーミングが付けられてました。

 

そんなタイトルからも癒されます。

 

すると、

 

 

ジャーン。

 

野菜のてんこ盛りが…😆

 

どれも丸ごとかぶりつきたかったですが😂、

 

 

こんな姿に変身してました。

 


野菜のラインナップは、↑こちらに書かれている通りで、

まさに野菜のチカラと、旨味たっぷりバーニャカウダソースが、

美味しい縁を結んでました。 

 

お代わり懇願したかったですが、

さりげなーく伝えたら、

すんなりNGでした笑

 

苦笑いしつつ、

 

 

続くパスタで、

お代わりしたかった野菜が、

今度はこちらに欲望が…。

 

 

グルテンフリーパスタにして頂いたのですが、

「粟と稗が練り込まれたパスタ」で作られた鰻ペペロンチーノで、

とにかく美味しすぎて…。

 

 

もう一皿いきたいところでしたが、

こちらは、

がっかりしたくなかったので、

「お代わりしたい」と伝えないでおきました笑

 

 

2品目のパスタも、

「とうもろこし粉で作られたグルテンフリーペンネ」でしたが、

ややピリ辛のトマトソースに、

 

 

サマートリュフらしからぬ色合いのサマートリュフをたっぷり削って下さって、

 

 

これまた美味しいを連呼してあっという間に食べ切ってしまってましたが、

 

 

お次の「天草のコチ」に添えられた「花ズッキーニのフリット」には、

エビのすり身が包まれていて、

これだけでも一品(逸品)で、

これまた秒殺で完食でした笑

 

 

「コチ」と同じく熊本の阿蘇で育った「赤牛(ザブトン)」は、

何とも麗しいほど美しい肉質で、

ソース無しでも十分美味しさを感じる逸肉でしたが、

 

 

うすーくスライスされたジャガイモがひっそり添えてあり、

この手間暇にも感動でした。

 

 

「メロンのソルベ」で口の名が爽快になったところで、

 

 

爽快男こと笑神保シェフがニコニコしながら、

 

 

デセールプレートにふわ〜っと、

浦島太郎が玉手箱を開けた時のような演出を✨

 

 

酸味がきいた初夏らしいでセールでしたが、

名残惜しくも、

オリジナルハーブティとエスプレッソと、

 

 

ひよこ豆のベッドに置かれた「焼きたてマドレーヌ&マカロン」でフィニッシュでした。

 


1年前にスタートしたばかりの淡く美しく清いレストラン、

これからの美味しい物語が楽しみです。


私達の人生も美味しく調理したいですね。


毎日が始まりです。



季節は7月が始まりましたね。