ずっと恋焦がれていた『ヤウメイ』さんで、
名物「揚げ湯葉と海老の腸粉」を頂きました。
腸粉は、
お米の粉で作られたモチモチ生地で、
中に、カリカリの湯葉や海老が入ってるのですが、
揚げ湯葉は、周りの水分を纏っても、
カリカリ食感が崩れず、
表面のもっちり感とのコントラストも楽しく、
これぞ「逸品」という表現に相応しい逸品でした。。。
他にも、
目移りしちゃうほど魅惑的メニューから、
先程の揚げ湯葉料理(腸粉)とは全く違う「湯葉巻き オイスターソース」や、
周りの皮は透き通ったもっちり生地で、
中は弾力あるプリプリ海老餡が包まれ、
見た目は綺麗でお淑やかなのに、芯の強さを秘めたお姉さんみたいな点心でした(^^)
点心師さんが一枚一枚丁寧に作られる皮は、
やはり人間の力も宿ってるんだと思いながら、
皮めも旨味ギッシリの「ハニーローストポーク」や、
「台湾豆苗のガーリック炒め」
「大根餅」
「蝦夷鹿肉のパイ包み」
(甘めのパイ生地でミニサイズのコロコロ鹿肉が包まれてました)
「鶏肉とトリッパのスープ」等をスイスイ食べて飲んでましたが、
このスープも想像を覆す美味しさでした…。
とろりとした白湯風スープに、
クセもエグミも臭みもない鶏肉とトリッパが共演して、
麺やご飯を入れても美味しそうな感じなんです。
でも、
リッチなコニャックも回し入れて頂くと、
味わいも気分もリッチになるんです〜。。。
「こんな大人になりたい…」と思ってしまうほど魅了されたスープでしたが、、、
そのスープ、ハーフサイズでも物凄いボリュームなので、
普通の胃袋を持つ方は、
3人以上でトライなさったらいいかと…。
私みたいに美味しいものならいくらでも大歓迎という方は、
少人数でも大丈夫だと思いますが、
ぜひデザートも体感して頂きたいので、
「甘いものは別腹コーナー」をご自身に持ち合わせた上で『ヤウメイ』さんへ…。
ちなみに、
私が今回頂いた甘味は、
「黒胡麻団子」でしたが、
ムチムチお餅生地に、
周りはピーナッツがまぶしてあり、
これまた食感まで楽しめる美味しさでした。
「季節限定苺」も添えて頂き、
一期一会な満腹で終わろうとしたら、
奥席のカップル(東京カレンダーに載ってそうな笑)が食べてる「マンゴープリン」に惹かれてしまい、
頂いてしまいましたが、
〆に相応しいスッキリ爽やかテイスト&テクスチャーなデザートでした。
つくづく、
「こんな多様性を含むレストランが生きてるって凄いな〜」って感心してましたが、
数日経っても、
大切な人を連れて行きたくなるような(連れてって欲しいですけど笑)極美レストランだと思えてます。
国籍を超えた料理であり、異空間ではありますが、
何だかとても富士山みたいなレストランです。