ADI』さん、とても勉強になりました…。



「TERIYAKI」での“行きたいランキング”も1位です。




時々、私お店でも作っていた「パニプリ」も、

こちらでは、

半分にカットされ、




ネパールの梅のような「ラプシー」をベースにしたソースをかけて頂くのですが、

そのソースは、出逢ったことのない味わいでした。。。


ヒマラヤ岩塩の硫黄分がラプシーと合わさり、

何とも表現するのが難しかったのですが、

パニプリと一緒に食べると、

美味しいのなんのって。


おそれいりました。。。


そもそもネパールの地理もよく分かってなかったので、

小中学生に戻った気分で、

ネパールの地図も見ながら頂いてましたが、



ドリンクも、



ヒマラヤの白茶や紅茶とか、



ネパールビールとか、



ネパールのヒエ焼酎とか、



ビオワインが揃い、



いずれもお料理にピッタリでした。



このとんがった春巻きは、



ネパールを代表する「サモサ」です。



中身は野菜がメインでしたが、

ネパールの山椒やトマトピュレにつけて頂くと、

まるで四川料理…。



「ヒラマサ」も、

中東と日本とフランスとスペインがコラボした感じだったり、



ネパールの蒸し餃子「モモ」も、



山羊肉や高菜が詰まり、

あと4つは食べたかったです😹



「チョイラ」(鶏肉にハーブやスパイスを合わせたグリル料理を野菜と和えたもの)も、

黒豆100%で作られたおやき生地に乗り、

これまたあと6つは食べたかったです😂


この後、



シェフのカンチャンさんがキンキを見せてくれたのですが、

包丁捌きもお手のものでした。。。



高温でさっと調理されたレアなキンキは、

ダルソースと共に頂きましたが、



ダルも見たことないようなネパールのインゲン豆で、

まだまだ知らないことがあるなぁと、

感心しっぱなしでした…。


そして、




ネパールの定番定食「ダルバート」の登場でしたが、


「ダルのスープ(お味噌汁に見えました😹)」と、

「コシヒカリとバスマティライスのミックス」と、



「チキンカレー」と、



トマトのアチャール・ゴーヤの胡麻和え・キャベツのスパイス和え・高菜の炒め物などが盛り合わせられ、



全てを合わせて頂いたのですが、

薬膳料理のような感覚でした。



ネパールの山椒を練り込んだアイスも、



ラム酒とカカオのテリーヌも素晴らしいの一言で、

また新たな世界が体中を巡ってました。




ネパール出身のカンチャンさんは、

料理歴3年と思えないクオリティです…。


日本語も私より上手いですし笑、

ハイスペック過ぎて…。


カンチャンさんは、

大学の時に来日し、

ビジネスを専攻していたようですが、

学生時代にフランス料理店など飲食店のアルバイトを経験なさってたみたいです。


大学卒業後、

麻布十番のBARを間借りして『adhicurry(アディカレー)』というお店を始め、

晴れて2020年8月、中目黒に自身の店をオープンなさったとのこと。


今のお店で提供されるお料理は、

レストランで食べるようなネパール料理ではなく、

子供の頃にお母様の料理をよく手伝っていた経験がベースになっているとおっしゃってましたが、

魚のないネパールなのに、

魚料理の腕前もピカイチで、

努力の賜物だなぁと思いました。。。


『ADI』さんを紹介してくださった『香食楽』井村真沙子さんにも感謝です。。。


お2人とも人柄の良さがお料理に乗り移ってますが、

やはり、「料理は作り手そのもの」であり、「類は友を呼ぶ」です。



長くなりましたが、

皆様、

ネパール料理の土地の素材を活かす伝統と理念を軸に、
日本の豊かな旬素材から、
新しいネパール料理を創造し、
『ADI』さんから「始まる」ネパールの過去・現在・未来へと繋がる美食の旅はいかがですか?

今日は母の日ですが、
感謝の気持ちも込めて、
お母さんを連れて行きたくなるはずです。


『ADI』=サンスクリット語で「始まり」を意味します。