昨今、プロテインブームですが、
というわけで、
久々にパーソナルジムの『カスタムフィットジム』さんで緩い運動してましたが、
トレーナーさんに優しくして頂いたはずなのに、
めちゃキツかったです…。
翌日は、なぜか肩甲骨あたりがやや筋肉痛でしたが、
思ったより筋肉痛にならなかったのは、
「普段からタンパク質を摂ってるからだと思う」と、
トレーナーさんからのお言葉が。。。
確かにそうかもですが、
タンパク質は、摂ればいいってもんじゃないんですよね。
私達が摂取したタンパク質は、
体内で合成と分解を繰り返しますが、
その過程において、
食事から摂ったタンパク質の内、
過剰なものは分解されて窒素となります。
窒素を体外に排泄するためには、肝臓と腎臓の働きが必要です。
体内の分解過程で必要なくなった窒素はアンモニアに変わりますが、
アンモニアは、体にとって有害な物質であるため、
肝臓で無害な尿素に変換された後に腎臓で尿として排出されます。
この時に、タンパク質を過剰に摂取してしまうと、
その分多くの窒素を尿に変換しなければならなくなり、
肝臓や腎臓にかかる負担が普段よりも大きくなって、
内臓疲労を引き起こしてしまう可能性があるんです…。
また、
尿路結石の原因の一つに、
動物性タンパク質の摂りすぎがあったり、
単に摂取しすぎは、カロリーオーバーで肥満のもとになったり、
腸内環境の乱れにも繋がります。
動物性タンパク質を摂りすぎると(ドキッ!笑)、
体に吸収されなかったタンパク質がそのまま腸内に送り込まれ、
腸内に送られたタンパク質は悪玉菌のエサになってしまうので、
腸内環境の乱れが発生しやすくなるんです。
本来、一番少ないはずの悪玉菌が増えてしまうと、
腸の運動が弱まり、
食中毒菌や病原菌による感染の危険性や発癌性を持つ腐敗産物が多く作られてしまう可能性もあります。。。
腸内に腐敗産物が増えると、
口臭や体臭の原因になると考えられているため、
気をつけたいですね。
現代社会を生きる私達にとって、
どうしても不足しがちなのが、良質なタンパク質で、
必要な栄養素ではありますが、
過剰な摂取は、体への大きな負担を強いてしまい、
逆効果になる可能性もあるんですよね。
長くなりましたが、
タンパク質の必要量も、個人によって様々ですから、
それぞれの運動量や生活強度によって、
バランスのとれたタンパク質摂取が大いに手助けになってくれるはずなので、
適度な運動と良質なタンパク質と上手く付き合い、
自分自身を癒しながら、
毎日を楽しく美味しく感謝して過ごしたいですね。