あの『トレイス』さんが遂にオープンなさったということで、


「おっとっと(令和バージョン)」をお土産にw、


エネオスの横に辿り着きましたが、



店名、読めませんw


それはさておき、、、


オープンキッチンのカウンターにせよ、


VIPROOMにせよ、


テーブル・椅子・窓・照明にせよ、


おしぼりにせよ、


カトラリー(カトラリーレストは牛骨でした🦴)にせよ、
どこをどうとっても、
いちいちお金かかってそうです💰w

羨ましくてたまりませんでしたが、
どうすることもできないので、
諦めて、大人しく席に着きました(^^)


カウンターには玉葱が置かれてましたが、
河島シェフといえば、
私の中では、


玉葱です🧅w


その場で玉葱の皮を剥き剥きして、


出来上がったのが、


水と塩だけで作られた玉葱スープです。

多分今回で10回ちょい飲んでますがw、
相変わらず癒しの美味しさです。


2品目は、


フォアグラを塩でマリネしただけのものですが、
どうしてもお酒が恋しくなり、、、
一滴も呑まないと決めてたのに、



すんなり呑んでしまってましたw

こんなに自分の意志が弱いとは思わなかったですw

でも、



このあたりや、


このあたりが呑みたいなぁと心の奥底では思いながら、
もちろん断念して、
いつかの夢にとっておくことにしました(^^)



「ん、またスープ?w」
と思った3品目は、


なんとキノコ3種と卵白で作られたフラン。

「エノキダケみたいな味がする」と連呼してましたが、
エノキは入ってなくて、
でも、素晴らしかったです。。。

熱々で、
口の中がサウナ状態でしたが、


お次のこの物体も、


フラン以上に劇的な熱さでした(^^)


太刀魚の巨大春巻き風ですが、


パリパリ薄皮に包まれた太刀魚は、


ふっくらしっとりで、
憧れる身質です(o^^o)

しかし、


これがまた驚異的な熱さで、
口の中がファイヤーでした🔥

河島シェフ曰く、
「熱々か冷たい料理が好き」とのこと。

そんな極端なシェフwが、


「ハナマサで買ってきたレタスを出します」と、


こちらが半分に切られて登場でしたが、
切っただけなわけはなく、
さすがクールな魔術師と言わんばかりの工夫が施されてました。

細かく刻まれたパクチーとゼリーとオリーブオイルがレタスの中に層になってたんです。

ナイフフォーク無しで、
片手で持ってかぶりつきましたが、
amazingの一言でした。

食べた人のみぞ知る新感覚です。


ドイツからやってきたホワイトアスパラガスも、
揚げ焼き状態で、
端っこと先っぽのほのかな苦味と甘味の違いが楽しく、


空豆も、
パカっと開くと、


蒸したニョッキとなり、
皮と実の間の白いフワフワした部分までちゃんと料理になっていて、
天に昇るような心地になる味わいで、
これぞ天豆の真骨頂みたいな作品でした。


8品目は、


これまた私が10回ちょい食べてたオマール料理でしたが、


そのオマール全て(殻ごと)を攪拌して完成したポタージュです。

こちらは、
塩すら入らない超素材です。


続く、このイワシ。

こちらも見覚えある料理の予感がしましたが^_^、


出てきたのは、
お米と水と塩だけのリゾット。

二口ぐらい食べると、


お出汁が注がれて、


あ、これがさっきのイワシのお出汁です。

ズルい美味しさです(^^)

お米とイワシの共演が、こんなに美しいって気づいたのは、
河島シェフが初めてです。

感心しっぱなしの中、


焦げたバターの良い香りがするなぁと思ってたら、
この塊が。


「見蘭牛のステーキ」です。


低音調理どころか、
真逆のガッツリ焼きです。


勇しく逞しい肉質は、
噛めば亀ほど旨味がジュワッと広がり、
しかも、


脂も大好物な私には、
最高の脂具合でした(^^)

それに、


カッコ良すぎるオリジナルナイフも、
お肉との最愛のパートナーになり、
もうやんなっちゃうなぁってほどニクイ演出でした。


「ここでお口直しです」と、
無味無臭なゼリーが置かれましたが、
何なのかさっぱり分かりません^_^

そこに、


その元の物体を煮詰めたものが注がれましたが、
考えても考えても分からず、


そのままお次の「ルバーブの甘煮(砂糖だけで煮てあります)」を食べながら、


ずっと考えて、

結局、「女子高生が原宿で食べて流行ってた」とのヒントをもらって、
それでも、さっぱり分からず、、、

「あ、パンケーキ🥞」
と、
やっとメイプルシロップの元となる楓の樹液と判明。

女子高生がパンケーキを食べてるのが流行ってたのは、
何となく分かりますが、
42歳のおばちゃんの私は、
あまりパンケーキに惹かれなかったので、
全くヒントが分かりませんでしたw

「私は、パンケーキより、牛乳だけで作られたアイスがいいや」とお腹の中で呟いてたら、


牛乳で作られたミルクアイスが目の前に🍨w

気持ちまで爽快になる清々しくて潔いアイスでした(o^^o)

秒速で食べ終えるとw、


生チョコのような(生クリームは入ってません)、
チョコムースのような(卵白は入ってません)、
カカオティで作られたチョコ(こちらもスペシャリテの一つ)と、


シェフ自ら入れて下さったドリップコーヒーで、


新生河島シェフの幕開けとなった晴れ舞台が幕を閉じましたが、
明るかった外も、
陽が落ちて、
物語のフィナーレっぽくて、
これもパフォーマンス?って思うほどでした。

もちろん外が暗くなったのは自然現象ですw

改めまして、


水と塩と空気の貴公子シェフ、
オープンおめでとうございました🎊

欲を言えば、
卵料理も食べたかったです🍳w

寝不足になるぐらい長いブログになりましたがw、
とりあえず、
忘れてた祝酒を近々持っていきます(o^^o)